過去に制作したポスターを紹介するページ
JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)が、会員に参加を呼びかけて催された「JAGDA平和ポスター展」。
それに出品するため自主制作したポスター。
サンデー毎日 1984年2月22日号(毎日新聞社)掲載
核、今地球は……(講談社)掲載
グラフィックデザイン 92号(講談社)掲載
年鑑日本のグラフィックデザイン'84(講談社)掲載
日本タイポグラフィ年鑑1985(朗文堂書館)掲載
これがシリーズ2つ目のポスター。
アイデア 188号(誠文堂新光社)掲載
グラフィックデザイン 96号(講談社)掲載
年鑑日本のグラフィックデザイン'85(講談社)掲載
第5回NAAC展作品集(日本広告技術協会)掲載
これはシリーズ3つ目のポスター。
動物のイラストは、著作権フリーのイラスト集から選んでコラージュした。
グラフィックデザイン 99号(講談社)掲載
年鑑日本のグラフィックデザイン'86(講談社)掲載
地球の平和のために(ポスター出版社 USSR)掲載
生存のためのイメージ(The Shosin society,Inc. USA)掲載
MUSEUM of Decorative art(デンマーク コペンハーゲン)永久保存
平和ポスター国際展作品集1987(JAGDA)掲載
(JAGDA Peace Poster International Exhibition)
日本アフリカ協会(たぶん)の主催で、JAGDA会員を対象にアフリカ自然保護ポスターデザインコンテストが行われ、この2点を出品した記憶がある(資料が残っていない)。
動物は好きだし自然保護にも興味があるから、何か役に立ちたいと出品を決めた。
しかし、締め切りまでの時間が少なく、ポスターを印刷物として制作するのは間に合いそうもない。
手描きするのが一番早そうなのだが、当時は生活のための仕事が忙しかったので、なるべく時間のかからない方法で制作することにした。
サイズはB1だったかな。木製パネルに背景となる紙を水貼り。
HELP AFRICAの文字は、車などに貼るレタリングシートを使った。
小さな日本語の文字は、写植で印字したものをインスタントレタリングに加工して使った。
地球とキリンのイラストは、ポスターカラーで手描き。
包帯から滲み出る血の色のアフリカ図形は、粘着性カラーシートを切り抜いて貼り付けた。
残念ながら出品後の記録が残っていない(現物も返却なし)。
どこかで一定期間は展示されたはずなのだが…。
これらの文字は、欧文書体「WALKER (Matthew Carter 作)」を使用してタイプしたもの。
「WALKER」は、WALKER、WALKER-UNDER、WALKER-OVER、WALKER-BOTH の基本4書体とそれらのITALIC書体でファミリー構成されていて、最大の特徴はユーザが自由に字形を変化させ、新しい書体デザインに挑戦できることだ。
作者が、サンセリフの大文字と、自由に取付け可能なセリフなどをデジタルフォントで提供し、使用する側の人間が、それらを組み合わせてタイプし最終的なデザインを決定する、新しいコンセプトを持った書体なのだ。
なぜか私に、この書体を使って何か作ってくれとM社から依頼があり、書体デザイナーという立場から日本語の文字デザインに挑戦した(マシューカーターという文字組を検討中)。
実際に展示された作品は白黒だが、ここではどんな文字を使ったか解かるように色分けした。
マシュー・カーターとタイプゲーム展(MOTS)展示
U.S.A.ウォーカー・アートセンター(ミネソタ州ミネアポリス)永久保存
MONZ6月号(印刷之世界社)掲載(記事)
たて組ヨコ組50号(モリサワ)掲載