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2001/03/02〜2002/01/15


Mac Fonts 大図鑑とWin Fonts 大図鑑 2002/01/15

 日本語書体に的をしぼった、フォントサンプル閲覧・情報サイトです。
すべてのフォントを網羅しているわけではありませんが、かなりの数のフォントサンプルを見ることができます。
 トップページには「DTPやビジネスシーンでの書体デザインのチェックやフォント購入時の参考にして下さい」と記されています。
 情報は、NEWS・LIBRALY・FREE FONT・STUDY・BBS・LINK…と多彩です。「STUDY」は、書体の基礎知識・書体の種類・お役立ち情報・よくある質問、と役立つ情報が満載。好成績者にはオリジナルフォントが貰えるフォントクイズなども用意されています。
 昨年の9月ごろオープンした時は、Macフォントだけのサイトだったのですが、今年になってからWin用のフォントサンプルも閲覧できるようになりました。
 希望を言わせて貰えるならば、「Win用フォントの情報」も充実して欲しいんですけどね。

Mac Fonts 大図鑑
http://www7.plala.or.jp/macfontsdaizukan/

Win Fonts 大図鑑
http://www7.plala.or.jp/macfontsdaizukan/winfonts/

 


あられフォント頒布開始! 2001/11/23

 興味のあるフォントを無料で入手し、品質や雰囲気、使い勝手を確かめてから、商品版をオンラインで購入する、という画期的なフォント流通システムの第4弾は、総合書体「あられ」です。
 この書体は、直線だけを使用して、切り絵とか木版画のような味わいでデザインしてあります。小さいサイズではこの書体の面白さが発揮できません。ある程度、大きく使ってほしいと思います。
 まだ誰も見たことのないオリジナルの日本語書体を、原字を描かずに直接パソコン上でデザインすると、どの程度の時間がかかるのか試してみようと、変な動機で作り始めました。
 1994年秋から1998年6月までに、ひらがな・カタカナ・欧文・記号・漢字など約8700の文字デザインが終了。そのときは完成したと思ったのですが、日がたつにつれ直したい部分が見えてきてしまい、この後数回の修整を重ね、今年の秋やっと公開できるような状態になりました。
 満7年もかかってしまったんですね(ふ〜)。

●あられ無料頒布のページ
http://www.type-labo.jp/Hanpuaraletwaku.html

●あられ商品版の購入ページ
http://www.vector.co.jp/swreg/list/vendor/SA008106.html

 


年賀状専用フォントが無料! 2001/11/05

 この「年賀状フォント」は、白舟書体WEBサイトで11月から始められた新サービス「四季の詞(ことば)」の第1弾。
 無料で頒布されるフォントは「白舟楷書年賀」「白舟行書年賀」「白舟草書年賀」「白舟隷書年賀」「白舟古印体年賀」「白舟篆書年賀」の6種類。ひらがなカタカナ、そして年賀状で使われる挨拶文・賀詞に必要な文字で作られている。

「四季の詞」シリーズでは年賀状シーズン終了後も、季節の行事に特化した専用フォントを無料で頒布していく方針のようだ。
 白舟書体はこれまでにも、一般の人達へのフォント啓蒙活動として、
・毛筆フォント10種類の
 「教育漢字版フォントの無料頒布」
・自分の名前の印章画像を無料で貰える
 「WEB 印章」
・外国人の名前を漢字を使ったロゴにしてくれる
 「良漢字.混(いいかんじドットコム)」へのフォント提供。
と、すばらしいサービスを行ってきた。

 年賀状の季節になると、またウチの毛筆フォントが売れるとほくそ笑んでいる既存のフォントメーカーも、白舟書体の爪のアカでも煎じて飲んでほしい(と思いませんか)。

 
【白舟書体】
http://www.hakusyu.com

 


小塚ゴシック 2001/10/03

 1997年に発表した小塚明朝体から約4年。アドビがオリジナル日本語フォント第2弾として制作していた小塚ゴシック体が発表され、国外では販売されているようです。
 6ウエイト、OpenType、1ウエイト US$165、6ウエイトセットUS$595……。
 下記 Adobeサイトに、フォント埋め込みされたPDFがありますので、詳細はそちらで確認ください。

 
小塚ゴシックPro
http://www.adobe.com/type/browser/P/P_1801.html

2ちゃんねる内の「小塚ゴシックPro」掲示板
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=dtp&key=999451697&ls=50

 


AXISフォント 2001/09/17

 隔月刊総合デザイン誌「AXIS」。 創刊20周年記念としてリニューアルした現在発売中の93号から、メインで使われる書体が変わった。
 この7ウェイトのファミリーを持つサンセリフ書体は、AXIS 誌で使うことを前提につくられ、書体名も「AXIS」というらしい。作者は、フリーのタイプデザイナーである鈴木功さん。
 何人かの協力者はいるようだが、この総合フォントを彼は個人でデザインし AXIS に提供している。
 既存のフォントメーカーやフォントベンダーに依存せず、書体デザイナー個人が、日本語の総合フォントを制作する。そんな時代がやってきているのだ。
 AXIS 93号には、この書体に関する4ページほどの記事も掲載されている。
また、09/18〜09/28まで東京都港区六本木のAXISビルで催される「AXISフォント」発表会でも、この書体を見ることができそうだ。

 限りなく無味無臭に近い書体デザインだと思う。欧米のタイポグラフィを信奉しているデザイナーには、使いやすいかもしれない。
 個人的には、もう少し色気というか、魅力という部分が文字から感じられる書体のほうが好きだが…。
近い将来、このAXISフォントは一般の人達が購入し使用できるようになると思う。

AXIS
http://www.axisinc.co.jp/

2ちゃんねる内の「AXISフォント」掲示板
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=dtp&key=999751510&ls=50

 


欣喜隷書・試用版の頒布開始! 2001/09/11

 書体デザイナー今田欣一さんのサイト「欣喜堂」で、2つめの総合書体・試用版の頒布が始まっている。
 今度の書体は「欣喜隷書」。本文が組める隷書体だ。
彼の総合書体3部作は、伝統書体の古典イメージを損なわずに、現代人にも読みやすく使いやすいように新しくデザインする、という方向性の書体シリーズだと思う。

 このような地に足をつけた地味な書体デザインこそ、活字や写植文字を専門に開発してきた古参フォントメーカーが本来やるべきことなのだと思うが、いまのフォントメーカーにそんな期待をしても…無理…のようだ。

 三部作の最後は「欣喜行書」らしい。私と同じように、彼もひとりで書体デザインをしているので、制作はそう簡単には進まないと思うが、3つの書体が完成したときには、何十年ものあいだ馬鹿のひとつ憶えのように明朝体に固執してきた書籍本文業界に、なんらかの刺激を与えるはず……と期待している。

欣喜堂
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kinkido/

 


1バイト墨東くずれ頒布開始! 2001/07/30

 5年ほど前からか、若いデザイナーを中心に大量に制作されだした「1バイトかなフォント」。
 欧文フォントと同じ形式で作られているため、日本語のカナを表示するのに、英数モードで、キーボードに記してある「カナ」を頼りに直接タイプしなければならず、使いづらいフォント形式だ。
 その1バイトかなフォントをプロのレベルで制作し、日本で初めて流通に載せたのは私だ。1988年、当時のいづみや(現在 .Too)から、墨東とキャピーの2種の製品を販売した。
 そのころは、まともな日本語アウトラインフォントが殆ど存在しなかったので、こんな不便な形式のフォント(しかもひらがなカタカナだけで)を12,000円で販売できた。
 売れたかって? ある程度は売れたのだが、悪徳でケチなデザイナーたちの手から手に、その何倍もコピーされまくったようだ。このときの「1バイト墨東」は、いまでも雑誌の表紙などでよく見かける。
「墨東」書体についての、情報はこちら

●1バイトフォントの長所
 欧文フォントと同じ仕様なので、プロポーショナルな字送りのフォントデザインが可能(ただし横組みに限る)。
 OS が日本語システムでなくとも、欧文フォントが動作する環境なら、ひらがなカタカナが使える。
●1バイトフォントの短所
 欧文フォント仕様だから、縦組みでは、プロポーショナルな字送りにならないし、拗促音の位置も変になる(「墨東くずれ」では、縦組み用の音引き「ー」もタイプできる)。
 そして、やはり文字入力が面倒。

 1999年、1バイトフォントの展覧会「FONT WORLD EXPO`99」に「墨東くずれ」と「墨東99」を制作し出品した。両フォントとも主催者の製作するCD-ROMに収録され販売されている。ネット上でダウンロード販売もされているようだ。
 今回の無料頒布フォントは、その時の「墨東くずれ」。
 これで当サイトでの無料頒布フォントは、総合書体・かな書体・1バイトかな書体と3種になった。

●墨東くずれ  無料頒布ページ
http://www.type-labo.jp/Hanpubokutowaku.html

 


字<AZA>創刊! 2001/07/09

 以前、このページでも紹介したことのある「シンカ」が始めた「書体について考えるWEBマガジン」です。
この会社は「NET-DTP」というサイト名で「書体アウトラインサービス」という事業をしています。

●創刊号の内容
 対談『点と線』
 丸岡白舟印舗代表丸岡雅憲さんとシンカ代表野口淳
 特集『書体の力』
 装丁家坂川栄治さんの事務所訪問記
 『つくりの処方箋』
 ダウンロード自由!夏に使える書体サンプル
 『大人の文字あそび』
 男のための『たまがった』のすすめ

以下の文章を、編集後記から転載いたしました。
--------------------------
『字<AZA>』は書体について考えるインターネットマガジンをコンセプトに立ち上げました。
基本的には隔月ペースで一新します。新しいニュースが入ればその時々で追加して行く予定です。
今回は創刊号という形をとりました。
はじめの一歩は小さくても、美しい日本の書体文化を未来に伝えて行きたい気持ちに変わりはありません。
ぜひ読者のみなさまのご意見をお聞かせください。
--------------------------

字<AZA>
http://www.a-za.jp

 


行書と篆書の教育漢字版フォント 2001/07/02

 1006文字の教育漢字を含めた日本語フォントを無料でダウンロードできるサイトが、またひとつ増えました。
「印鑑の秀山堂」。このサイトでは、印章用にデザインされた楽院行書と楽院篆書、それぞれ3種類のフォントが無料で頒布されています。
 現在は、Windows用のフォントだけですが、将来はMacintosh用も作る予定らしいので、Macユーザは、時々このサイトをチェックしていてください。
 
印鑑の秀山堂
http://www.ens.ne.jp/~a-in/

 


Gのお知らせ…より抜粋9 2001/06/15

 知人のG氏から送られてくるフォント関係の情報。その中から皆さんにも知ってもらいたい情報を抜粋し掲載しています。

●「コミック・フォント」の販売
漫画の吹き出しに使われる書体をデジタルフォントで再現したフォントパック「コミック・フォント」を販売すると、エヌフォー・メディア研究所社が発表。
http://www.enfour.co.jp/media/new/Comic_F.html

◇『毎日デイリーメール』より
●自筆の文字をフォント化 グループ・エヌ
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200104/19/3.html
自筆の文字をフォント化する新サービスを業務用映像のグループ・エヌ(本社・神奈川県横須賀市)が開発、19日から注文を受け付けている。既存のフォントではなく、自分の文字フォントで挨拶状や年賀状などを印刷したいというニーズを想定したもので、利用は、基本料金1万 6,800 円から。
G:TrueType とのことですが、OS が不明です。Win?

◇『デイリーM』より
●モリサワ・NewCID フォント ATM 専用版 31 書体パック発売
http://www.morisawa.co.jp/
ATM 専用版 PACK18 は、現在販売している PACK1〜PACK8 までのファミリー書体 全 31書体をひとまとめにした製品で、新規に一括購入の場合は PACK18 の方が割安。

●モトヤ・Win版TTフォント「モトヤ新聞扁平パック」などを4月23日から発売
http://www.motoya.co.jp/

● ニィス・フォントをWebサイトから購入可能に
▽ Macintosh版「字識人」または「S明朝体」ATMフォント
http://www.vector.co.jp/swreg/catalogue/nis/mac_index.html
▽ Windows版「字多楽」TrueTypeフォント
http://www.vector.co.jp/swreg/catalogue/nis/win_index.html

◇『デイリーM』(MONZ)より
●リョービ・Macintosh 対応 PostScript CID フォントを5月9日発売
http://www.ryobi-group.co.jp/imagix/
「リョービ バリューパック7-CID」に続く CID フォントの新パッケージ。

◇『ZDNet Wire』より
●「MS ゴシック」と「MS P ゴシック」の違いは何?
http://www.zdnet.co.jp/help/tips/windows/w0215.html?1504012310

◇『ASCII24』より
● シャープ、カラー液晶表示向けオリジナルフォント『LCフォント.C』を開発
http://www.ascii24.com/24/news/tech/article/2001/05/30/626540-000.html?24

 


丸明オールド 2001/05/08

 トメもハネもハライもすべて丸で構成されている明朝書体「丸明オールド」が6月1日発売されるそうです。
 この書体はすでにサントリーモルツの広告などに使用されていますので、皆さんも目にしたことがあるかもしれません。骨格には活字系の古い明朝書体を使用し、各エレメントの末端を丸く処理したことで、古さと新しさを併せ持つ不思議なイメージを発しています。
 書体デザインは、片岡朗氏。Macintosh用TrueType。店頭などでの販売はせずに、CD-ROMの直販のみ。
 現在、先行予約割引きサービスを実施しており、5月末日までに予約すると、通常¥37,800(税込み)のところ、¥34,020(税込み)にて購入できるそうです。

販売・お問い合わせ先
有限会社エイワン http://www.kt.rim.or.jp/~a1cop/
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-18-6 岩動マンション202
TEL. 03-3423-4228  FAX. 03-3423-4229

 


欣喜楷書、無料頒布開始! 2001/04/13

 今田欣一さんのデザインした書体「欣喜楷書」の無料頒布が3月23日に始まった。 漢字を1006文字の教育漢字に制限したTrueTypeフォントだ。昨年10月に頒布が開始された「欣喜セイム」に続く第2弾ということになる。「欣喜セイム」は、かな書体だったが「欣喜楷書」は本格的な総合書体である。
 漢字までフルセットされた製品版の販売はまだ先になるようだが、「欣喜楷書」の雰囲気は無料版で充分体験できると思う。
 1006文字の漢字を含めた日本語フォントを無料でダウンロードできるサイトが、ここを含め3つになったわけだ。この行動を最初に始めたのは、ご存じ「白舟書体」。毛筆書体専門のサイトだ。数多くの教育漢字版毛筆フォントが無料でダウンロードできる。
 従来は業界のプロだけが使用していたフォント。パソコンの普及によって現在では誰でもが楽しく、フォントを選んだり使ったりできるようになった。しかし、既存のフォントメーカーやベンダーは、その辺の啓蒙活動に積極的ではないように感じる。
 気軽に、いろんな人達にフォントの使い分けに親しんで貰おうという「教育漢字版無料フォント」の頒布活動。これからもフォントユーザの底辺拡大のため、続いていくだろう。さらに教育漢字版フォントを無料で頒布する仲間が増えることを願う。

●欣喜堂のWEB
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kinkido/

●白舟書体のWEB
http://www4.jcss.net/~hakusyu/

 


Gのお知らせ…より抜粋8 2001/03/27

 知人のG氏から送られてくるフォント関係の情報。その中から皆さんにも知ってもらいたい情報を抜粋し掲載しています。

●大日本スクリーン製造・ヒラギノ OpenType フォントをオンライン販売
http://www.dex.ne.jp/fontsonline/
 大日本スクリーン製造は、Mac OS X にバンドル予定の同社製品・ヒラギノ OpenTypeフォントを、「フォントオンライン」などを通じて、3月24日から販売する。

◇『MacWIRE』より
● New CID フォントが正しく印刷されない場合の対処方法が公開
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0102/07/n_md1.html?0702010720
 Mac OS 8.5 以降で,モリサワの New CID フォントが正しく印刷されない場合の対処について,Tech Info Library に掲載されている。
●辞書より見やすい漢字チェッカー「漢字書けな〜い! Ver.1.1.0」
http://www.zdnet.co.jp/download/mac/text/kanjikaken.html?0702011220
 難しい漢字の確認に最適なテキストビューア。漢字を入力すると,128ポイントの平成明朝体や楷書体で表示されるので,画数の多い漢字でもしっかり確認できる。
●特殊キャラクタやキーストロークの検索に「Font Finder Ver.1.2.1」
http://www.zdnet.co.jp/download/mac/text/fontfinder.html
 システムにインストールされたフォントの特殊キャラクタやキーストロークを調べられるフォントビューア。選択したキャラクタは,クリップボードにコピーできる。

● to-be FONT FACTORY
http://www.to-be-font.com/top.html
 TrueType 日本語2バイトフォント Windows用&Macintosh用
G:書体見本がたくさんあります。

● m-font
http://www14.u-page.so-net.ne.jp/pb4/jam/
G:出来たばかりのフォント専門サイトです。

◇『デイリーM』より
●エヌフォー・メディア研究所・「Keitai-Font」を発売
http://www.enfour.co.jp/media/
 Windows/MacintoshのハイブリットTrueTypeフォント。ビットマップフォントのように見えるが、ドットを直線で表現したアウトラインフォントなので、拡大表示、拡大縮小印刷が可能。[定価] 7,800円(1,000本限定)

◇『モリサワ』より
●モリサワの OpenType フォントへの取り組み
http://www.morisawa.co.jp/news/items/2000219j.html

◇『MacWIRE Express』より
●ダイナラブ・ジャパン,日本語CIDフォント100書体に外字セット
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0102/26/n_dynalab.html
 ダイナラブ・ジャパンは,日本語 CID フォント 100 書体パックに外字セットを追加した「DynaFont Gaiji Museum ATM-CID 100 for Macintosh」を3月30日より発売する。価格は88,000円。

◇『リョービイマジクス』より
●「リョービ 和文パック5」
http://www.ryobi-group.co.jp/imagix/font/f_p_pack5.htm
G:フローレン、リョービ勘亭流、リョービ古印体、G2 サンセリフ-B、サン-E のサンプル画像があります。

◇『デイリーM』より
●ニィス・webサイトをリニューアル/1書体づつダウンロード可能に
http://www.nisfont.co.jp/
 Mac 版 ATM フォントまたは Windows 版 TrueType フォントを1書体づつダウンロードして購入できるようになる。1フォントが8,505円。

◇『MacWIRE Online』より
●エヌフォー・メディア,「漢字エディットキット」の最新版発売
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0103/15/n_enfour.html
 エヌフォー・メディアは,日本語 TrueType フォント作成ツールの新バージョン「漢字エディットキット 2.5」を4月20日より発売する。価格は 98,000 円。2001年3月9日現在ユーザー登録を行っているバージョン 1.0 のユーザーは 30,000円,バージョン2.0 のユーザーは 8,000 円でアップグレードが可能。

◇『ブリッジ』より
●「新明朝/新ゴシック/新丸ゴシック/筆楷書/ペン字/隷書」フォント販売
http://www.bridge.co.jp/

◇『Apple』より
● Mac OS X: フォントのファイルフォーマット
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=25251
- データ・フォークスーツケースフォーマット
- Microsoft Windows フォントフォーマット
- 旧式の Macintosh フォント

 


アニト頒布開始! 2001/03/02

 興味のあるフォントを無料で入手し、品質や雰囲気、使い勝手を確かめてから、商品版をオンラインで購入する、という画期的なフォント流通システムの第3弾は、総合書体「アニト」だ。
 先行した2書体と同じように、字数制限された無料版と字数制限の無い商品版が3月2日、同時にリリースされた。

 この書体は1992年から幾つかのフォントベンダーによって販売されているので、すでに知っている人も多いかも知れない。
 アニト書体のかな文字部分を「キャピー」に取り替えたものが「キャパニト」。だからキャパニトとアニトは「かな文字」のデザインが違うだけなのだが、かなのデザインによって文章の雰囲気も大きく変わる。
 現時点で無料版登録者数約1万人のキャパニト。可愛くおちゃめな雰囲気を気に入るあまり、陳謝状や死亡通知にまでキャパニトを使用して、不評を買った人も一部にいるようだ(笑)。
 今回リリースされた、ちょっとマジメな「アニト」なら、どんな文章でもミスマッチになりません(笑)。まずは無料版でお確かめください。
 また、アニトのデザインポリシー上、英数文字が比較的横幅の広いデザインになっていますが、もっと幅の狭い英数文字が好みの人のために、幅50%の専用欧文フォントをオマケにつけてみました(キャパニトにも使えます)。
 こちらのアニト書体情報と制作秘話「アニト物語」にも目を通していただければ幸いです。

●アニト無料頒布のページ
http://www.type-labo.jp/Hanpuanitowaku.html

●アニト商品版の購入ページ
http://www.vector.co.jp/swreg/list/vendor/SA008106.html

 


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