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BACK NUMBER 2004/07/01〜12/31
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12/31(金)
 午後、冬の頒布フォントのデータ修整やっと半分ほど終わる。きょうで今年も最後か、いろいろ変化のあった年だ。
・1月、大量のメール発送がつらくなってきたのでメール発送業者と契約。毎月費用をとられるのなら毎月発送してしまえ、とメルマガ発行開始。
・2月、オリジナルドメイン取得。
・3月、サイト移転。
・6月、CDでお届け方式でのフォント販売開始。
・9月、セプテンバーMが完成し頒布開始。
・11月、かな書体5種が、納品から約6年の歳月を経てM社から発売。
と、こんなところかな。夕方からテレビを見ながら晩酌してのんびりと過ごすつもり…。あ、たぶん元旦から仕事すると思うけど(笑)。窓から見える近所の屋根は、白く雪化粧。

12/30(木)
 午前も午後も夕食後も冬の頒布フォントのデータ修整作業。
 WEB素材会というサイトから「厳選審査の結果、登録させて戴きました」というメールが届く。そのサイトで「懐かしいシンプルなページ、非常に解りやすく見やすい」優秀サイトということで紹介されている。ま、伝えたいものがあるのだから、解かりやすく見やすくというのは当たり前のことなんだが…。解かりにくく見にくいサイトが多いってことか。素材サイトを、ランクA→改善 ランクB→改善要 ランクC→監察 ランクD→参考…などと分類しているようだ。各ランクの詳細な理由付けが、これからWEBサイトを始める人には結構参考になるだろう。

12/29(水)
 朝10時頃から降り始めた雪は夕方まで止まなかった。この冬、初めての雪か。総合書体D、切りのいいところまで終わらなかったが、続きは新年からやることにし、本年度の事務所での仕事を終わらす。
 住まいの方で準備中の冬の頒布フォント。崩れた曲線部分の修整がはかどらない。アウトラインデータを画面で拡大すると、プリントでは発見できなかった破綻した箇所がゴロゴロと見つかる(あちゃー)。ひとつひとつ直していくしかない。

12/28(火)
 歯科通い今年最後の通院日。先日抜歯したあとを縫合していた糸を抜く処置だけ。次は来年の5日(ふ〜)。事務所での仕事は明日で終わらすつもり。夕刻から錦糸町で映画「ターミナル」を見る。
 冬休み期間中も住まいの方で「冬の頒布フォント」の準備作業は続ける…というか更に本格的に集中するつもり。仕事ばかりで疲れないかって? 自分の意志でやってるからどうって事ないよ。一度に集中できる時間は2時間程度だし、集中が切れたら本を読んだりテレビをみたりゴロゴロするし…。

12/27(月)
 母の介護ヘルパーさんが塩鮭の頭を4尾分購入してきてくれた……というので、持ち帰って昨日に続き本日もまた夕方から出刃包丁を握る。鮭の頭が欲しいとあちこちで言い過ぎたかな…。昨日のモノとちょっと違うのは、カマの部分がついていたこと。この部分は脂が多くてとても旨い。別に取り分けておいて後日ご飯のおかずとして焼いて食べることにする。酢鮭用には頭1個だけ使って、あとの3個は大根と一緒に汁物にするつもり。

12/26(日)
 昨年は入手できなかった塩鮭の頭。先日の水泳教室忘年会のときTさんが、デパートで売っていたよ…と持ってきてくれた。午後から、昨晩の酒が少し残っている身体に鞭打って3尾分の頭を切り刻む。鮭の堅い頭を切るのは大変。手は脂肪や頭の中身などでぬるぬる。途中で何回か手を洗ったり、出刃包丁を研ぎ直したり…。無事に全部の頭を捌き終わったら、包丁の背が強くあたった人さし指の根本にマメのようなものができていた。随分大きめの鮭の頭らしく、その分堅かった。
 たっぷりの酢の中に浸して作業は完了。切り刻んだ塩鮭の頭と酢だけの料理(というほどのものじゃない)。3日もすれば酢が染みて食べられるようになる。もっと日が過ぎると、肉の部分は締まり、骨の部分は柔らかくなって次第に旨味が増してくる。ユズを少し入れるとお正月の料理って雰囲気になるけどね。

12/25(土)
 都内某所でこじんまりとした忘年会。私が持ち込んだもの…タラバガニの足・大きめの蛤・ポテトサラダ・ゴボウサラダ・スパークリングワイン(ロゼ)。
・最近読んだ雑誌以外の本。
●「殴られ屋」殴られながらでも生きる価値はある!…晴留屋明
 購入してから、前に一度読んだことあるかも…と思った。よく考えたら、テレビの「ノンフィクション」という番組でこの人のことを知っていたのだった。1分間1000円で殴り放題。新宿歌舞伎町コマ劇場前広場で開業中。
●怪しいシンドバッド…高野秀行
 なにか未知のものに出会いたい、その一心で旅に出る。笑って呆れる辺境冒険旅物語。
●不良社員の条件…嵐山光三郎
 前に読んだ、この著者の「東京旅行記」はそれなりに読めたのだが、この本はあまり楽しめなかった。能力のない人が、この本の内容を鵜呑みにすると……。
●夢の工房…真保裕一
 漫画原作、アニメ演出を経て小説家…。ホワイトアウトの映画化で大ブレイク。デビューのきっかけや執筆の裏側、仕事と暮らしの周辺を綴ったエッセイ集。物を作る人間が常に何を考えているのか、とても興味深く読みでがあった。
●「両さんと歩く下町」『こち亀』の扉絵で綴る東京情景…秋本治
 私の育った下町とは、また違う下町。地域と時代が私とは微妙にずれていて、面白く読めた。
●ごくらくちんみ…杉浦日向子
 酒のつまみを題材にした超短編小説が70作ほど詰め込まれている。この本とは関係ないが、酒とか肴のウンチクも度が過ぎると、なぜか美味しく食べられなくなる。ノーガキ垂れずに、目の前の酒と料理を楽しく呑んで喰え。

12/24(金)
 本年度、ベクターでのダウンロード方式フォント販売実績は、昨年と殆ど同じになりそうだ。去年が出来過ぎだったのだろう。それでも、5年前に計画した数値は充分クリアしている。来年度、計画どおりの販売実績を上げることができるだろうか。何とも言えない微妙なところだ。

12/23(木)
 祝日。冬の頒布フォント、朝から曲線部分が崩れる文字の修整作業。文字のデザインとはかけ離れた作業だが、やっているうちに、崩れる法則や要領のいい直し方などが少しずつ判ってきて、それなりに面白くなってくる。
 夕方から、初心者水泳教室仲良し8名で亀戸駅近くの店で忘年会。

12/22(水)
 今年は、事務所も住まいの方も大掃除はやらなくて大丈夫だろう。年末に事務所で何日まで仕事をするか決めていない。依頼されて制作する仕事を殆どやらなくなったから、どうでもいいのだ。依頼でやっている仕事は旅行情報誌の表紙ロゴだけかな。本日、年賀状投函。

12/21(火)
 きょうも朝から歯医者。そういえば昨日、母が2年ほど前に最初に入院した病院内で殺傷事件があった。久しぶりに耳にした病院名。2月半ほど早朝のバスに乗って通ったんだなぁ…。

12/20(月)
 朝から歯医者で抜歯。麻酔が上手くて全く痛みは無かったのだが、口をゆすいだとき出血の量を目にして驚く。
 某社から製品サンプル届く。やっと、この仕事にけじめがついた。自分が早く使いたいとか…の理由で製品が欲しいわけではない。仕事をしたのだから、その成果物をきちんと確認したいだけだ。
 夜は、冬の頒布フォント、崩れる文字の確認作業の後半。約7000文字中、曲線の一部が崩れている文字は7〜8%か。明日から、1文字ずつ根気よくデータを修整していくのだ…。

12/19(日)
 日中は自然光の下で昨日プリントした文字の確認作業。半分ほど済ませたが、やはりTrueType化することで、曲線の一部が崩れる文字が2〜3%ぐらいあった。真剣に文字を見続けたことで目がしょぼしょぼになる。
 ひさしぶりにロシアリクガメの身体洗い。私の入浴時に、専用の洗面器に少しぬるい湯を入れカメを浸す。口の周り、お尻の周り、甲羅の下側などをよく洗う。こうしてたまに洗わないと、微かにホームレスの人みたいな臭いがしてくるのだ。

12/18(土)
 最近、知人の引っ越し記念に多肉植物の鉢をプレゼントしている(形が変わっていて見た目が面白いし、手入れが簡単そうだから)。しかし、自分が所有している鉢は少ない。母の所から分けてもらったもの、落ちていた葉を拾ってきて育てたもの、先日近所の学校の文化祭で購入したものくらいか。
 今回は思い切って自分用にネットでいろいろな種類の苗を購入した。昨夜、パソコン用電池と同時に届いた多肉植物30本の苗を6個ほどの小鉢に植え替え完了。うまく育つといいけどな。同じ仲間のサボテンの鉢も以前からいくつかあるのだが、こちらはトゲがちょっと危険で扱いに困っている。
 冬の頒布フォント、元のデータから1バイトのTrueTypeの書き出しと全文字のプリント。なにしろ古いデータなので、TrueTypeフォント化すると文字の型が崩れてしまうことがある。ひと文字ずつ目で確認していかなければならない。今夜はとにかくプリントを終わらせ、明日の朝から自然光の下で確認作業をしよう。

12/17(金)
 家人が使っているポータブルパソコン(iBookクラムシェル型)の電池がヘタってきた。また電池を買い替えなければならないのか。低価格のパソコンなので、度重なる電池交換の費用はかなり大きい。こういう充電型電池の型やサイズもそろそろしっかりした規格を作って統一して欲しい。そうなれば、各電池会社が競争するし大量に生産することで、性能が良く安いものが提供されるようになると思うから…。
 目的の電池がまだ入手できるか心配しながらネットで検索をしたのは一昨日の夜。22890円、21000円、18690円…と安い店を見つけていき、注文したのは13440円の店だった。電池は今夜届いた。

12/16(木)
 初心者水泳教室今期最終日。終了式のあと仲良しグループで食事会。ビール中壜2本、椎茸の納豆詰めチーズ焼きとポテトサラダ。解散後、激安ラーメン店で味付け玉子とネギをトッピングしたラーメン314円をひとりで啜る。今夜は仕事はムリですね〜〜〜。

12/15(水)
 先月某社から発売された、いくつかのかなフォント製品。10月末に担当者と直接会ったときにしっかりと依頼しておいたのだが、作者である私のもとに、まだ製品サンプルが届かない。 一昨日、他の用事のついでにその件を催促しておいた。本日、担当者から「忘れていました」と連絡が入り、もう一度依頼のやり直し。10月末に私の事務所へわざわざ来たのも「ある重要なことを何年も忘れていた」からじゃなかったっけ? 完全にナメラレてるな。こういう組織と付き合うのはホントに疲れる。

12/14(火)
 朝一番できょうも歯医者。もうそろそろ治療終了かと思っていたのだが、大きな工事をすることになってしまった。年を越すそうだ。
 アクセスカウンタが累積で500万を突破。開設から8年半、短気なくせに案外わたしも我慢強いな。冬の頒布フォント、楽勝〜と思っていたのだが、当サイト仕様にするのに少し手間取っている。

12/13(月)
 午前は歯医者、午後は母の住まいへ、夕方は1000円の店で散髪。事務所で仕事をしている時間はあまり無かった。
 冬の頒布フォント用に、1996年に完成させた書体のデータを住まいへ持ち帰る。当方で頒布するフォント形態にするため、今夜から作業を始める。どうせだから、1年後に頒布予定している書体も、途中まで一緒に作業を進めてしまおう。

12/12(日)
 やっと、冬のコートやジャケット類を引っ張りだす。マフラーや手袋も。いままで、上着は秋物のままで内側にセーターとか着て誤魔化していたのだ。
 総合書体Dひらがなカタカナをテストプリントしてみる(初めて)。まだ骨格だけのデザインだが、単語や言葉として並ぶと完成時のイメージが沸き上がってくる。まだまだの部分もたくさんあるが、案外イイじゃないかという感じ。時間をかけて完成度を高めていこう。この両がながフォントとして頒布されるのは、何年も先の話だ。

12/11(土)
 リクガメ飼育ケースの掃除。先日、ヒーターをケース内に納めるために改良したのだが、掃除の時には煩わしいことが判明。書体ウォッチャーに、フォントNEWS記事の一部を転載。
 さあ、明日から冬の頒布フォントの制作に入ろうと夕食後に準備を始めたら、一番大切な書体の元データが住まいの方には無いことが判った。残念だけど、作業は月曜からだな。

12/10(金)
 夕方早めに食事を済ませて、国立演芸場の定席公演を見に行く。某ボーイズ漫談のウクレレのチューニングがお粗末。かなり年配のグループなので、耳が衰えて自分たちでは気づいていないのか。それとも、惰性で長く続けるうちにテキトーな仕事で誤魔化すことが身についてしまったのか。だれか周りの人が言ってやれよと思う。年配の人に言いにくいとは思うが、プロなんだからね…。

12/09(木)
 ここ2週間ほどで、同じことを2回も言われてしまった。佐藤さん有名だからフォント売れるんだよ…と。確かに、書体デザインの賞も貰ったことがあるし、長く活動しているから、この業界内で少しは知られているかもしれない。でもね、小さな業界でちょっと有名だってくらいでモノが売れるかな。消費者はそんなに馬鹿かな。違うと思うけどな。
 私が頒布しているフォントの商品版を買う人って、私のことなんか何も知らない人が多いと思う。お試し版を使ってみて、気に入ったから買ってるんだと思う。商品があふれている時代。作りました…売ってます…ってだけでは誰も買ってくれない。地道な活動とか工夫を積み重ねていって、初めて気づいて貰えるのだ。何もしないうちに吐いた弱音なんか聞きたくない。何事も人任せにしないで、まずは自分で頑張ってみたら、と言ってみる。
 はっきり言って、人から羨ましがられるほど、フォント販売の収入は多くないです…私(哀笑)。

12/08(水)
 事務所で総合書体D漢字、一番太いウエイトの部首修整作業に没頭。水泳教室仲良しグループ忘年会の幹事になってしまったので、亀戸駅周辺の居酒屋チラシを集めて検討。やはり、参加人数がはっきりしないと予約もできないな…。

12/07(火)
 フォントNEWSで紹介した某サイトの、掲示板が閉鎖されてしまった。もう少し、がんばって欲しかったんだが…、残念。
 そろそろ、冬の頒布フォントの準備をしなければいけない。作業は住まいのほうでやるつもり。総合書体Dカタカナの骨格デザインを今週いっぱいで区切りをつけて一時封印し、来週から冬の頒布フォントの準備を始める…。

12/06(月)
 午前中に本日の仕事は終わらせ、午後は年賀状発送用の住所録の見直しや整理。もう、印刷関連の仕事はやめたし、某団体関連で知り会ったが二度と会う気はない人達を、昨年以上に厳しく削除した。
 先日、名刺の追加注文を手配してあげた中学時代の同級生Yが、お礼にご馳走してくれるというので夕方から両国で飲む。立ち食いの鰻屋。2軒目はオープンしたばかりの沖縄料理店。最後に食べた久しぶりの沖縄そば。島とうがらし(コーレーグス)をちょっと垂らして、アツアツを啜り込む。旨かったよ〜。

12/05(日)
 未明、集合住宅全体に鳴り響く非常ベルの音で目を覚す。大量の雨と強風で、共用外廊下にある警報装置が誤作動したらしい。数年前の台風の時も同じ現象が起きた。ベルの音を簡単には止められず、近所の住人に数十分迷惑をかけた。もう少し何とかならないのかな、この警報装置。
 正午にフォントNEWS12号目を発行。この1年で読者数は11000人ほど増えた。熱帯魚水槽の水草整理。

12/04(土)
 頭が痛いとか気持ちが悪いわけじゃないのだけれど、体調不良でヤル気ナシ。漫画雑誌を読んだりチャリティサッカーのテレビ中継を見たり、だらだらと時間を過ごす。昨夜の店、ほんとうに魚介類ばっかりだったな…。野菜類がまったく出なかった。あ、卯の花がちょこっと出たか…、私は残したけど。
 月曜日も飲む予定が入っている。今月は飲む機会が多くなりそうだ。体調くずさないように気をつけよう。
 明日は早朝からフォントNEWSの準備をして、午後には発行するつもり。

12/03(金)
 昼過ぎに、個展開催中のYさんから電話。本日午前中まで展示作品を制作していたとのこと。まだ作らなければいけないものがあるらしく、今夜は一緒に飲めないと告げられた。自分の展覧会に自分の作品が間に合っていない…(もう3日目だ)。Yさん、随分のんびりしているなぁ。私もそのぐらい図太い心をもちたい…と思っていたのだが、会場で詳しく聞いてみると、新潟地震のせいで某所の精密機械が動かなくなり、展示品に施す加工が予定どおり進まず、昨日やっと注文どおりのものが届いたらしい。彼がのんびりしていたわけでは無かった。勘違いしてごめんなさい。
 会場で偶然一緒になったT協会所属のNさんSさんと飲みに行くことになった。吉祥寺から阿佐谷へ移動。Nさんいきつけの、料理は主人におまかせでカウンター席のみの店。メニューの類はまったく見当たらない。寿司屋らしいのだが、飯粒はひとつも出てこなかった。
 マグロ・サバ・ホタテ・クジラ・イカ…などの新鮮な刺身が次々と出される。すべて塩味。生魚を塩味で食べる経験はあまり無いので最初は面白かったが、次第に飽きてくる。素材の味を損なわないように塩で食べさせる意気込みは判るけど、日本料理文化の象徴でもある醤油の旨さも利用してほしいと感じた。いろんな珍味も沢山だしてくれたけど、説明しないで客に食べさせて、材料が何だか考えさせるのがこの店の主人の趣向か。テレビの料理バラエティ番組に紛れ込んだようだ…。人生がヒマで退屈してる人が一人で訪れるのなら、この店いいかもしれない。
 ビールを何杯か飲んだ後、私は焼酎のお湯割り5〜6杯。1軒だけで済ませて、ちゃんと電車で帰れました。あ、高そうな店だったけど、Nさんご馳走様でした〜。

12/02(木)
 2週間ほど前に、文章の意味を読み取れない人も多い気がする…と書いたが、わたしは本当に困っているのだ。しっかりと記してあるのにまったく読んでいない。同じ人が何度も何度もひとつずつ質問してくる。読むのは面倒だから、すべて聞いてしまえ…って感じ。ま、私の表記がヘタクソなだけかもしれないが…。
 もしかしたら、最初から文章を読む気が無い人が増えているのかな…。書体をデザインしている側からすると、ちょっと危機かも…。社会のなかで文字の価値が微妙に変化しているのか。記号とかアイコン形式のものにしか反応しない世代が育ちつつあるのかもしれない。あぁ、将来が不安だ(書体デザインで生活している立場として)。
 先週休んだ水泳教室。きょうは平泳ぎ…。どうしても上達しない。順番に次から次に泳ぐ練習のやりかたでは、前後の人につっかえないように必死で前に進んでいるだけだ。休日にでも、一人でゆっくりと試行錯誤しながら泳いで、タイミングとか型を身につけたいな…。

12/01(水)
 20年以上前に書体デザインを通じて知り合ったYさんが、本日から吉祥寺で個展を開いている。
 わたしは金曜日の夕方に行くつもり。会うのは何年ぶりかな…楽しみだ。

11/30(火)
 旅行情報誌ロゴ3点仕上げ作業。頼まれている年賀状2点、そして自社用の年賀状も仕上げる。
↓初めて披露するロシアリクガメの姿。お気に入りの場所、鏡台の下でくつろいでいる…。ツメで畳を掘ってしまうので、ここに段ボールとガムテープで仮設住宅を作ってある。

11/29(月)
 旅行情報誌ロゴ3点ラフ制作。頼まれている年賀状2点に手を付ける。今月のサイトアクセス数は今年一番の数字になった。フォント関連サイトは、年賀状制作シーズンである11〜12月のアクセス数は増えることになっている。

11/28(日)
 フォントNEWSの内容はなんとかまとまってきた…。いつも最後はエネルギーが尽きてきて、もうこれでいいや…って感じで発行してしまうんだよな。
 総合書体Dカタカナの骨格デザインを始める。既成のフォントを参考にしたり下敷きに利用すれば、短時間で簡単にできると思う。しかし、そんなやり方でイイ形を得られたとしても、自分で作ったという満足感は得られないだろう。時間がかかっても、多少カッコ悪くても、やはりゼロから作っていかなければオリジナルとは言えない…んじゃないかな。

11/27(土)
 のんびり読書と思っていたが、そろそろ次号フォントNEWSの原稿作りをしなくては…。サンプル画像を用意したり、サイト内のかな書体ページの情報更新をしたりと、なかなか忙しく読書も昼寝もろくにできず…。

11/26(金)
 未読の本がベッド脇に溜まってきた。といっても4〜5冊だが。書体制作以外の仕事も少し溜めている。来週の月曜火曜は、それに集中して済ませてしまおう。明日明後日は、読書中心の生活を予定。読書に飽きたら、総合書体Dカタカナの骨格デザインを始めよう。

11/25(木)
 M社からリリースされる私のかなフォント。本日より店頭販売開始とのことなので、水泳教室をさぼって夕暮れの秋葉原電気街へ。私が覗いた大きな店3つとも、目当ての新製品は影も形もなく、まったく販売されていなかった…。自分がデザインした書体が売られている姿を見たくて足を運んだのだが、骨折り損のくたびれ儲けか。
 ま、これまでも5年以上待たされたんだから、販売開始日に店に商品が並ばないくらいのことでグチっても仕方ないか。私はまだ、商品パッケージのサンプルだって目にしていないんだし、こういう日を楽しみにしている作者の気持……、理解できないだろうな。

11/24(水)
 夕方から、有楽町国際フォーラムへ。来年1月に公開予定の香港映画「カンフーハッスル」試写会。劇画というか漫画というか…。馬鹿馬鹿しい映像も、ここまでやれば許される。監督・製作・脚本・主演のチャウ・シンチー(周星馳)の舞台挨拶もあった。小川直也やサスケが乱入してハッスルハッスルとやったのには白けたが…。
 直久で、ビール中ビン・餃子・しなちくラーメン。いつのまにか直久のラーメンも値上げされ400円になっていた。

11/23(火)
 休日。でも私は総合書体Dひらがなの骨格デザインに没頭。簡単な文章や単語に文字を並べて、大きさや位置、形などをひと文字ずつ微調整していく。有名な書体や専門書に記されていること、そして過去に私が作った書体などに影響されないように、いまの自分の感覚だけで何度も何度も手を入れる。クセを無くし、無理のない美しい形にするためにひたすら作業する。自分としてはできるだけクセのない書体を作ろうと努力しているのだが、他人から見れば佐藤の匂いがプンプンする書体に見えるのだろう。そういうものだ、オリジナリティって…、たぶん。
 天気が良いので午後から散歩。下町の運河沿いに歩き、木場公園の少し先まで約2時間半ぶらぶらと。まだハゼ釣りしている人が多くいる。帰りはバスに乗りました。

11/22(月)
 二日酔い…ではありません。まったく普通でもないけど。午後には普通の体調になったかな。晩酌を休んでいたから肝臓の能力が多少改善されたか。養命酒で体質改善されたのか。最大の要因は1軒だけで終わらせたからだろう。ま、飲み過ぎなけりゃいいってことだ。
 書店でセプテンバー書体を使った装幀を発見。やまだ紫著「愛のかたち」PHP研究所発行。小さく控えめに使われている。帯部分には、あられ書体が使われている。意識して私の書体だけを使ったのだろうか。

11/21(日)
 総合書体D、住まいのほうで進めているひらがなのデザインがやっとそれらしい形になってきた。一番細いウエイトの、それもまだ骨格だけの状態だが…。日本語書体で一番大切だと思われる「ひらがな」。時間をかけてじっくりデザインしていきたい。
 午後から新宿のYさんのところで、彼が初めて制作するWEBについての基本的アドバイス。普段Macだけを使っているから、インターネット世界に通用するファイル名とかの概念がよく判っていないようだった。
 5時過ぎから四谷駅付近でお疲れさま飲食会。繁華街によくあるチェーン居酒屋。わたしはあまり、店とかうるさく選ばない。相手とゆっくり話せればいいのだ。いろいろと食べて飲む。
 殻付き牡蛎磯焼き…を注文。牡蛎が旨くなる季節だからね。ちゃんと2人前頼んでしっかり堪能しようと思った。運ばれてきたのは、ホタテ貝の殻に乗せられ焼かれたカキの剥き身。たしかに殻付き…だけど…。ホタテの殻とカキの中身の組み合わせはまずいでしょ。店員は、すみませんカキの殻が無くて……、サービスしておきました、と言っていた。サービスとはなんなのか。ホタテの貝殻にカキの身が2個ずつ入れてあるのだった…。すごい!バイオテクノロジーもここまで進歩したんだ。ホタテの貝の中にカキの身が育つようになったんだ〜、とイヤミを言ってやった。
 殻付き牡蛎というもののいい加減さがよく判ったでしょ。生牡蛎でも、剥き身のカキを専用の別の殻に乗せて出すレストランなんていくらでもあるようだから気をつけたほうがいいね。牡蛎の身が殻に乗せてあるだけなのか、本当に生牡蛎をその場で開いたものなのか…。あまり細かいことをネチネチと言いたくはないけれど、面白い経験をしました。明日二日酔いじゃなきゃいいけどね〜。

11/20(土)
 ひさしぶりに一眼レフカメラを使っている夢を見た。旅先だったか…。そして最後には、裏蓋が壊れてしっかりとしまっていないのに気づき、あわてて手で押さえ続ける…、という内容だった。
 仕事にパソコンを使いだす前は、休日にはカメラを手に写真を撮り歩いていた。身近な植物や昆虫などを主な被写体にしていた。
 パソコンを使いだし、機器のことやソフトウエアの勉強をする時間が必要になったのと、自宅でも仕事が可能になったことで、しだいに休日に写真を撮りに出かけることは少なくなっていった…。
 先日のフォントNEWSの一部内容を書体ウォッチャーに転載。今晩から晩酌再開。養命酒をやっと飲み終えたのだ(笑)。なんか体調が芳しくないなぁと思い飲み始めた養命酒だが、効き目は判らなかった。体調が変なのはたぶん花粉症だろう。

11/19(金)
 一時期、パソコンやソフトウエアのマニュアルがとても判りにくい…と言われていた。最近は随分改善されたような気がする。自分がそういうものに馴れただけかもしれないが。
 しかし、文字は読めるが、文章の意味を読み取れない人も多い気がする。なにも、行間を読め…とかの高度なことではなく。文字を目で追っているだけで、何も考えていない。読み取る意志が欠けているのだ。
 昔、テレビが家庭に広まってきたときに「一億総白痴化現象」とか言われた。生まれたときからテレビを見てぼ〜っと何も考えず過ごし、なんでもかんでも親が用意してくれ、行動を指示してくれる。社会に出ても、すべて手取り足取り教えて貰えるものだと思い込んでいる人が増えた…。
 あ、手取り足取り10年近く教わっているのに、いまだに平泳ぎがうまくできないのは私です…。

11/18(木)
 週に一度の歯医者通い。ず〜っと通わなくちゃいけないのかな? そろそろ飽きてきた…。
 そういえば先日、ネット上で贈り物を探していて、かなりの時間を費やし、この店のこの品にしようと決定。いざ注文しようとしたら、注文用紙をこちらでプリントし必要事項を記入して、ファクスしてくれ…だって。代金は銀行振込。そして、入金確認後に商品発送いたします…。
 時間がなくて急いでいるからネットで探しているのに、そんな馬鹿なやり方ないよなぁ〜。贈り物は、クレジットカード決済できる別のお店を探して注文した。

11/17(水)
 約15年の京都での生活を終え、関東へ戻ってきた次兄夫婦と吾嬬橋のフラムドールで引越し祝い夕食。久しぶりの生ビール。いくらでも飲めそう…。ビアレストランだから、ソーセージとかチーズとかの料理が主体だが、ワゴンに鮮魚をのせて席にまで見せにきたので、ほうぼうの刺身を注文。丸ごと1尾の姿作り、旨かったな〜。監視役が同行しているので飲み過ぎることもなく、7時半ごろ解散。
 待ちに待った私のかな書体。M社のサイトでようやく正式発表されたようだ。今月25日に販売開始だって。

11/16(火)
 すぐ上にあるGoogleの検索用窓。計算もできます。+ 足し算、- 引き算、 * 掛け算、/ 割り算、% of パーセント、^ べき乗など…。掛け算やってみよう。1250*421と入力して検索ボタンを押す。はい、526250と答えが出ました。パソコンにも電卓機能あるけど、憶えていればいつか役に立つかもね。
 このサイトのサウンドムービー、再生少女・第2話「街の迷い人(後編)」の字幕にセプテンバーが使われている。音と絵が加わると、文字もカッコよく見えるようだ。お暇なかたはどうぞ…。

11/15(月)
 午前中は雨。午後は晴れたが冷えること…。これが普通の11月の気温なのかな。
・最近読んだ雑誌以外の本。
●「殺戮者は二度わらう」放たれし業、跳梁跋扈の9事件…新潮45編集部
 最近読み始めた月刊雑誌新潮45に連載されているノンフィクション記事をまとめたもの。
●「殺ったのはおまえだ」修羅となりし者たち、宿命の9事件…新潮45編集部
 上と同じシリーズ。新聞やテレビは一過性の報道だけで終わってしまうが、地道に取材された内容は読みでがある。
●「『少年A』この子を生んで…」父と母 悔恨の手記…「少年A」の父母
 神戸児童殺傷事件。息子のことはすべて把握しているつもりの親。親と子の意識のズレ…。
●ゼロ発信…赤瀬川原平
 読売新聞に連載された、小説という形式の日記。著者はこれはを小説と言っているが…。
●放送禁止歌…森達也
 軽い気持ちで購入したが、内容はずしりと重い本だった。
放送禁止の基準や規制なんて、実はどこにも存在しないのだ。
「マスメディアは実は規制を望んでいるのではないか(文中より引用)」。
反応が恐いから、面倒なものは闇に隠してしまえ、ということで素晴らしい作品が抹殺されていく。
「皆が自分で考えていないからでしょう。マニュアルや他人の判断を鵜呑みにして、自分自身で考えるという当たり前のことがなされていない。特にマスメディアの方々…(文中より引用)」。
「組織に帰属するが故に陥る思考停止という現象…(文中より引用)」。
いつも私が感じていることを、じっくりと取材した著者がきっちりとまとめている。

11/14(日)
 身体を労りながらネットでの買い物探しなど雑用や読書。夕食には昨日釣ったハゼの天ぷらも。養命酒は続けている。氷を入れレモン汁を垂らしちょっと水で薄めて食前酒がわり。この2リットル壜を消費するまでは続けるつもりだ。

11/13(土)
 午前は水槽のメンテナンスと鉢植えのレイアウト変更など。午後から今年最後のハゼ釣りへ。
 旧中川、つい先日まで釣り人が何人もいたポイントに今日は人影なし。冬は近い。あ、携帯用イスを忘れた。秋空を映す川面をボラがポンポンと跳ねる。鵜が魚を追って水面下をすごいスピードで泳ぐ。最初に釣れたハゼは大きかった。随分育っているなぁ。これは期待できる…と思ったが以後釣れたものはそれ以下のサイズばかり。水も随分と冷たく、ハゼはなかなかエサを食べてくれない。4時過ぎまで頑張ってやっと10尾。気温水温ともに低かったので釣ったハゼは帰宅後もすべて生きていた。明日天ぷらにするまで冷蔵庫に保存。
 夕食後、突然の腹痛でトイレに長時間こもる。冷たい風にさらされ立ち続けたことで身体が冷えたようだ。なにもする気が起きず、とにかくベッドへもぐりこんだ。

11/12(金)
 先日あったプロ野球選手会のストライキ。やって良かったと思う。プロ野球機構のいいかげんさが世の中に知れ渡ったから。新規参入についての会議っていうのも変だった。参入希望会社の経営上の数字で判断するのなら、あんなに時間は必要ないだろう。書類を見れば5分で結論が出るはずだ。
 あと5年以内にプロ野球のシステムは大幅に改革されるような気がする。昔は私もテレビでプロ野球中継を見ていたが、最近はほとんど見ない。なぜか魅力を感じなくなった。歳のせいか。しかし、イチローとか松井の大リーグの中継は時々見るし、結果は気になる。
 私の妄想プロ野球改革案。国内に12球団は多すぎる。選手の質が低下している。観客はプロの素晴らしいプレーを見たいのだ。6球団でいいだろう。余った球団や選手は社会人野球へ。韓国と台湾も6球団にしてもらう。日本台湾韓国のアジアリーグの誕生。3つの国のチームが各国を巡り1年戦い、優勝チームは大リーグの優勝チームと世界一決勝戦を行う。
 各国4チームでもいいか。そのほうがレベルが高くなるな。韓国や台湾への移動…、アメリカの大リーグチームは、もっと遠距離を移動して試合しているから、たいした問題ではないだろう。

11/11(木)
 年賀状印刷の発注。その印刷会社の方式にしたがって完璧なデータを作らなければならない。いろいろとチェックする箇所があって案外大変なのだ。安いんだから我慢するけど…。昨年はフロッピーに保存して送ったけど、今回のはMOじゃなきゃ駄目だ。郵送も面倒だな…と、その印刷会社のサイトを見ていたら、先月からWEB入稿というのが始まったらしい。早速トライしたのだが、最後の最後、送るデータを選択して送信…というところでブラウザが反応しなくなる。いくつかブラウザを変えてみたが同じ症状だ。印刷会社と連絡をとり、結局はメール添付という変則的な形で入稿を済ませた。
 さ、面倒くさいことが終わったので、明日からまた総合書体Dの制作に戻るぞ。

11/10(水)
 昨日考えた年賀状のアイデアを形にする作業。久しぶりに普段使わない画像処理ソフトなどを起動して…。馴れないコトをするととても時間がかかる。
 年賀状の印刷料金なども調べ直す。何年も同じ会社を使っているのだが、今年もまた価格が下がっている。2年前は9000円だったものが今年は5000円以下だ。依頼するコチラにとっては嬉しいけれど、印刷業界って価格競争が厳しくて恐ろしい世界だ。

11/09(火)
 事務所で、午前中は会計士のIさんと世間話。午後は某業界某社の方と対面し契約前の詳細確認。途中の空いた時間には年賀状のアイデア出し作業。
 年賀状作成用のフォント探しがすでに始まっているらしく、当サイトのアクセス数・無料フォント登録数などがじわじわと増えてきている。

11/08(月)
 トップページにリンクバナーをひとつ追加。少しずつだが、フォント使用に関するマナーが意識されてきているようだ。
 北海道旭川市の市営旭山動物園が入園者数を飛躍的に伸ばしているそうだ。7月8月は入園者数全国1位。9月も有料入園者数で1位。旭川市の人口は36万人なのに、この動物園の夏期入園者数は122万人もいる。
 人口1177万人の東京にある上野動物園を抜いているのだよ。園長や職員が知恵を出し合い、動物の見せ方を工夫した結果だ。動物園スタッフはわずか19名。そのうち14名が飼育係だという。知恵を使えば少ない人数でも良い結果をだせるのだ。人数が多いだけで、ろくに仕事もできない効率の悪い組織は、少し見習ったほうがいいよ。

11/07(日)
 晩酌をやめたりして肝臓を休ませていたつもりだったが、きょうもしっかりと二日酔い。一日中テレビと読書だけ…。夕食後にやっと体調は回復しはじめた。

11/06(土)
 水泳教室の仲間と午後から水上バスで東京散歩。両国を1時半に出発し、浜町・越中島・明石町・浜離宮・お台場海浜公園・パレットタウン・東京ビッグサイト・葛西・平井・千住・桜橋…と巡り、両国に戻ってきたのは5時。半年ほど前にも体験したコースだったけどね。
 両国ビアステーションで皆と夕食。2次会は平井。久しぶりにたっぷりと飲んでしまった。10時半頃帰宅。

11/05(金)
 会ったこともないデザイナーから「UCHIO'S FANTASY WORLD 記憶と記録のファンタジーワールド」という画集が送られてきた。著者は内尾和正。精密で幻想的な絵と叙情詩で構成されたこの本の叙情詩部分すべてにセプテンバーフォントが使われている。私にこの本を送ってくれたデザイナーが、デザインを担当し、セプテンバーLを採用してくれたのだ。
 5800円、フルカラーオフセット印刷の立派な本。ページによって叙情詩は縦に組まれたり横に組まれたりしている。こんな高精度な印刷物でセプテンバーの文字組みを大量に見るのは初めて。制作時にはレーザープリンター出力でしか確認していないから、高精度な環境で出力された時にセプテンバーがどういう雰囲気になるのか少し不安があった。
 どきどきしながらページをめくる。叙情詩は英訳文も併記されている。そちらもセプテンバーL。いい感じだ…。書体デザインをやっていて一番嬉しいのは、自分がデザインした書体が、このように使われている姿を見た時なのだ。本当に何度も何度もくりかえし眺めている。

11/04(木)
 歯医者へ寄ってから事務所へ。某業界の会社との契約書案の作成で午前はつぶれる。
夜の初心者水泳教室、きょうは平泳ぎが中心。他のコースの仲間から、なんで上のコースにこないの?佐藤さんならこっちのコースでも大丈夫だよと問われるが、私は心と身体をリラックスさせる為に水に入っているのであって、シャカリキに泳いで肉体を酷使するために来てるわけではないと答える。それでも帰りには疲れてるけどね…。

11/03(水)
 午前10時にフォントNEWS発行。近所の専門学校が文化祭をやっているので足を運んでみる。なんだかやる気のない文化祭だった。各種展示もだれていたし、だれも熱くなっていない。今どきの学校ってこんななのか…。校庭で業者が売っていた多肉植物の小さな鉢を3個買って外へ出た。
 近くの日本蕎麦屋で遅い昼食。ナス・玉葱かき揚げ・イカかき揚げ各100円、カボチャ150円の天ぷらとレモンハイ、そしてもりそば。熱帯魚店で、コケをよく食べてくれるという、磯にいるマツバガイのような貝を5個購入。旧中川の水辺を、魚や川の中の状態を観察しながら帰る(近いうちに今年最後のハゼ釣りをしようと思っている)。

11/02(火)
 事務所では総合書体Dの一番細いウエイトをしこしことやっている。年配の古い知り合いから電話。あいかわらず、DTP関連の質問だ。彼が使っているのは、古いパソコン・古いOS・違法コピーしたフォントやソフト類…。古いモノはともかく、違法コピーしたフォントやソフトを使っている人たちに、私がどんなアドバイスをすればいいのだ…。いい加減にして欲しい。ばかやろ〜。
 夕食後、フォントNEWSの準備。明日の文化の日に発行できそうだ。

11/01(月)
 わ、今年ももう残り2か月だ。甘くてウマイと思っていた養命酒。1日3回飲んでいると飽きてきた…。だんだんキライになってきたかも。でも…、きちんとこれ1本飲みきるまでは、毎日の晩酌はやめて、飲酒は週に一度くらいに抑え、しっかりと肝臓や内臓の疲れを取るぞ〜〜〜〜〜。

10/31(日)
 昨日の続きで、午前中は室内で小さな鉢植え数個の植え替え。

・最近読んだ雑誌以外の本。
●「青木雄二」ゼニとナニワの人生道…文藝別冊
 大ヒットしたナニワ金融道。45歳で漫画界にデビューし、昨年58歳で逝去。漫画家になる前は、写植版下デザイン会社を営んでいた。なにか、とても近い人のような気がする。
●「社長をだせ!」実録クレームとの死闘…川田茂雄
 私もいちおうモノを作って売っている立場としてクレームへの対応は勉強しておかなければ…。
●続 ばらっちからカモメール…鴨志田穰・西原理恵子
 ツマミを食べずに酒だけを飲むことを空飲み(からのみ)というらしい。アルコール依存症の鴨志田。とうとう西原と離婚。食道静脈瘤破裂で危機一髪。ヘタすると数年以内に死んじゃうかもしれないなぁ、カモシダ…。
●ほぼ日刊イトイ新聞の本…糸井重里
 いくらデザインがカッコよくても、中身が薄っぺらだったり、いつまでも更新されないサイトには、誰も訪れてはくれない。ホームページを生き生きとさせるのは新鮮で面白い中身なのだ〜!と、走り続ける人気サイトの内幕。
●死んでもいい「マニラ行きの男たち」…浜なつこ
 私の初めての海外旅行はフィリピンのマニラだった。人に誘われて何も期待しないで行ったのだ。その人も初の海外旅行で何も情報を持っていなかった。オマケの市内観光を終えホテルに着くと、何もすることがなく途方にくれた。そのとき飛行機内で一緒だった日本人から、夕食に誘ってくれる電話があり、彼らに連れられ街へ出た。その時から私の東南アジア好きが始まったのだ。
 その後、タイ・マレーシア・シンガポール・ベトナム・中国・韓国・台湾・香港などにも行った。香港とフィリピンは10回ぐらい行っている。でも、現地で知り合った人と一緒に行動したり、家に招かれたりしたのは、フィリピンだけだ。とてもフレンドリーで魅力的な国。いろいろと恐い面もあるけれど…。
 この本は、フィリピンの女性にはまり、日本を棄てた元ホストの行きざまを中心にしたノンフィクション。

10/30(土)
 冷たい雨が降り続いている。室内で鉢植え植物の植え替え。作業を始めてから、道具や土が足りないのに気づき急遽購入に出かける。明日も続きの作業をするつもり。

10/29(金)
 来月、これまでの胸のつかえが取れることが確実になった。両国の事務所で、遅れに遅れた経緯の説明を聞く。私にしてみれば、6年以上も前に完了した過去の仕事。ちょっと複雑な気分でもある。
 しかし、私の書体制作生活にとっては大きな意味のある事なので、夕食はちょっと気張って高級焼き肉店。マッコリを飲み、カルビ・ギアラ・トントロ・キムチ盛り合わせ・焼き海苔・ご飯など…。今夜は寝る前に養命酒飲まなくてもいいよなぁ〜。

10/28(木)
 今夜から、憧れの養命酒のある生活。朝夕の食前と就寝前に20ccずつ飲む。こういう漢方系の香りは嫌いじゃない。すごく甘くて美味しい。5杯ぐらい飲みたい(笑)。
 幼いころ、食が細いとか身体が弱いとかで、すぐ上の兄が飲まされていた記憶がある。薬だからということで私は飲ませて貰えなかった。
 小学時代、朝礼で長い間立ち続けていると空腹とか貧血で倒れる人がいた。このころはみんな貧乏で栄養状態悪かったし…。倒れた人は、保険室とか校長室で、赤い葡萄酒を小さなキャップで飲ませてくれたらしい。気付け薬代わりか。アルコールで血液の循環が良くなれば大体が元気になったようだ。子供の身体も単純な時代だ。
 その小さなキャップに入れられた赤い葡萄酒。飲みたかったなぁ。倒れた友に話しを聞かされるだけで、私はとうとう飲むことはできなかった。小さなキャップでちょっとだけ飲むのが、何か秘密の薬のようで、長いこと憧れていたのだった。
 朝夕の食前と就寝前ということは、空きっ腹状態のとき飲むってことだな。忘れないように頑張って飲んで体調良くしましょう。
 木曜日ということで水泳教室。先週休んだ分、身体がなまっているのか、ゆっくり泳いでいたつもりだが結構疲れている。

10/27(水)
 ひさしぶりに歩いて事務所まで。半年ぶりかな。すれちがう人の見覚えのある顔が懐かしい。気温も低くなってきたし、歩くのには良い季節だ。これからは、できる限り朝は歩いて両国へ行くことにしよう。
 フォントNEWSの記事の準備をしていたら、中身を読んでみたい本がでてきた。さっそくネットで注文。次号発行前に手元に届けばいいけど…。

10/26(火)
 相変わらず快調とはいえない体調。風邪なのか花粉症なのか。昼間の仕事をこなすぐらいは問題ないのだが、なぜか夕食の前後から具合が悪くなる…ってことは、習慣化していた晩酌をやめたことによるアルコールの禁断症状なのか…。

10/25(月)
 昨夜動きだしたフォントNEWS記事。こちらで予定していたインタビューを断わられてしまった。記事の候補は常にいくつか頭のすみに用意してあるのだが…。今回はどうするかな。
 話しは変わって…。ここ5年ぐらい、ずっと心の中に重く立ちこめていた霧が、来月あたり晴れてきそうな気配。本当かな。本当じゃなきゃ困るけど。

10/24(日)
 昨日ビール中瓶1本飲んだが、家での晩酌は当分控えることにした。ま、他人と外で会うときは、アルコールが入らないとお話しが出来ないので(対人恐怖症か)飲むと思うが…。
 水槽のメンテナンスと読書。次号のフォントNEWS記事について、そろそろ動きだす。

10/23(土)
 なにもしないで寝ていると1日なんてあっという間に終わるね。夕刻、本を求めて錦糸町まで出る。帰りの電車を待つ錦糸町駅ホーム上でググッと激しい揺れ。かなり大きな地震だ。亀戸へ戻り、天丼チェーンTで、秋の天ぷら盛り合わせをつまみに久しぶりのビール(4日ほどアルコール絶っていた)を飲みながら、買ったばかりの本を拾い読みしていたらまた地震だ。1階の店でこの大きな揺れ…。壁に掛かっているエビとかキスと書かれた札がユラユラと不気味に動いている。住まいの水槽が気になり(倒れていたら大事だから)急いで帰宅。テレビでは新潟地方の地震だと報道していた(上越新幹線が脱線しているらしい)。
 雑誌新潮45、前号初めて買ったが面白かったのでまた買った。無料で速報性にも優れるテレビやWEBもいいが、この月刊誌は金を払う価値があると思う。

10/22(金)
 住まいのほうでは、総合書体Dのひらがなデザインが始まった。久しぶりに新規のひらがなデザイン。「あ」から順番に描いていってしまえ。とてもムズカシイ…。でも、それが面白いんだなぁ。
 しかし、夕食後の体調はすぐれず早めに寝ることにする。土日はまた休養かな。

10/21(木)
 小雨は残っているが嵐は通り過ぎたようだ。私の身体も少しホワホワするが、大分良くなった。歯医者へ寄り、それから事務所へ。総合書体Dをしこしこと夕方5時まで。大事をとって夜の水泳教室は休むことにする。

10/20(水)
 目覚めたとき、こりゃダメだと思った。身体がだるくどうしようもない。やはり風邪なのか。本日は休養することにし、午前午後とも食後に薬を飲みベッドで読書と惰眠をむさぼる。

10/19(火)
 今年は台風多いね。超大型の台風…と、最近はマスコミ自らが「超」を安易に使うようになった。
 住まいの方では、総合書体Dのひらがなカタカナ部分のデザインを始める準備。頭の中のイメージはまだまとまっていないが、作り始めることにした。ラフスケッチもデッサンも下書きも何もせず、直接パソコン画面上で形を作っていくつもり。まずは、ひらがなから。

10/18(月)
 金曜日の夜のコト、少し心配だったのでYさんにメールで訊ねてみた。二人で3軒目にも行ったらしい…。カクテル飲んだそうだ。まったく記憶が無いのだな〜。恐いな。知らないうちに人を殺していたりして…。もう少し節度をもって飲むことにしよう。これまでに同じことを百回ぐらい決意表明してるかも。病気だね。
 先日からずっと軽い風邪のような症状が続いているが、たぶん花粉症だろう。また不愉快な体調がずっと続くのかと思うとちょっとイヤになるなぁ。

10/17(日)
 とても良い天気。しかし軽い風邪のような体調なので一歩も外へ出ず。読む本が無くなって「洞窟オジさん」をもう一度読み直す。
 リクガメ飼育ケースの掃除。爬虫類用ヒーターをそろそろ用意する。これまでヒーターはケースの下(外部)に置いていたが、ケース側面に電源コードを出す穴を設け、ケース内部に置くことにしてみた。

・最近読んだ雑誌以外の本。
●トンデモ本 男の世界…と学会
作者の意図とは別の意味で楽しめる本のことをトンデモ本と呼び、それらを収集・観察・批評する同好の士の集まりが、と学会です。
●みんな元気に病んでいる…藤臣柊子
 著者は漫画家。心がしんどい人たちを癒すコミックエッセイ。
●作家ってどうよ?…鈴木光司・花村満月・馳星周・姫野カオルコ
 小説家志望者必読の書!と帯に書いてあった。たしかに鈴木光司の語った部分は、刺激されたしモノを作る側の人間として参考になると思う。しかし、その他の部分は…。
●旅の尻尾(役に立たないムダ知識)…横田耕治
 ヒマでヒマで退屈している人はどうぞ…。最後まで読むのはつらかった…。
●クジラを捕って考えた…川端裕人
 小説家が調査捕鯨船に乗り込み半年間航海した記録。
●東京旅行記…嵐山光三郎
 私は東京生まれだが、東京に詳しいわけではない。この散歩ガイド?は楽しめた。

10/16(土)
 夕方まで二日酔いで〜す。昨日は夕方4時から両国でYさんと飲む。最初は事務所で缶ビールを飲みながら総合書体Dの制作途中状態を見せたり、彼が作り始めているWEBのことなど。事務所を出て1軒目は魚中心に食べ、2軒目は焼き鳥屋さん。う〜ん、焼き鳥屋さんで何を食べたか記憶がないなぁ(危険)。随分酔っ払ってたんだろうな…。12時前には帰宅してたけどね。
 アルコール分解能力が弱い身体だから、飲んだ次の日は寝ている状態だけど、心の中は、人と話したことで救われたり癒されたりしている。

10/14(木)
 朝一番で歯医者に寄ってから事務所へ。歯そのものの治療は大体終わっているのだが、歯周炎のチェックに週一度通っている。
 夜は水泳教室。きょうは背泳を重点的に。平泳ぎよりはこちらのほうがいくらかマシに泳げる。

10/13(水)
 久しぶりにデザイナーのMさんが事務所に来た。一緒に近所の洋食屋で昼食。モツ煮込み定食のご飯を半分にしてもらったが、もてあます。書体の仕事に熱中すると食欲が無くなる。だから昼食は人の半分くらいで充分。たくさん食べると午後に眠くなってしまうしね。
 3時半にMさんが帰り私は仕事に復帰。4時すぎに書体デザイナーSさんから電話(Sさんは何人もいる、このSさんはふだん殆ど交流がない)。内容はこちらからの情報提供ばかりだが、長くなる。気がつくともういつもの終業時間を過ぎている。ふだん殆ど会話せずに仕事をしているのに、きょうはずっとしゃべりっぱなし。咳き込むこともなく、ノドの具合は良いようだ。
 総合書体D、いまは一日のノルマとかを決めずに作業している段階なので、不意の来客や電話にも余裕で対応できて良かった。毎日がこんな調子じゃ、いつまでたっても完成しないけどね。

10/12(火)
 総合書体D、事務所でシコシコと進める…。そろそろ住まいの方で、これまでまったく手をつけていない総合書体D非漢字部分のデザインなど始めようと思っているのだが、一度緩んだ心はなかなか元に戻らない。

10/11(月)
 休日。まだ風邪が直っていなかったか、昨夜からまた腹の具合が悪い。きょう一日しっかりと静養。片付け事を一切せず(笑)、きのう買った5冊の本をベッドで読み続ける。今夜すべて読み終わりそうだ。

10/10(日)
 昨夜の台風で私の住む亀戸地区にも被害が出た。住まいの周辺一帯が浸水。たぶん10〜20センチぐらいの水深だったと思う。江東ゼロメートル地帯の排水システムが機能したのか、1時間ぐらいで水は引いたが、私が住む集合住宅も1階では大騒ぎだったようだ。各部屋のドアやエレベータの前には、水が入らないように土嚢が積まれていた。台風が来る度に浸水していた幼い頃を思い出し、ちょっと懐かしい気持ちになった。

●高校入学したけれど…
 4月、途中退学を決心したまま入学式を済ませ、私の高校生活がスタートした。
3月に申し込んだレタリング通信教育も始まり、近所の文具店、デパートの文具売り場、画材店などを歩き回って揃えた道具や教材を眺め、レタリングデザイナーになる未来を夢見ていた。

 高校は中退するけれど、成績が悪くてヤメさせられたと思われるのはイヤだから、せめてクラスで1〜3番くらいの成績を確保しよう。そんな下らないことを一時は考えていた。
 しかし、その勉強になかなか身が入らない。当たり前だ、高校を中退する自分には意味のない勉強だもの。中学時代から苦手だった英語と数学の授業が特にイヤだった。一人ずつ黒板の前に出て問題を解かされる授業は、今でもときどき夢で再現され寝汗がどっと出る。
 中学時代は、科学部(1年)・野球部(2年)・陸上部(3年)とそれなりに楽しんだクラブ活動。退学を決めているこの高校でクラブ活動なんて考えられない。しかしそれも許されず、仕方なく化学部に入った(活動記憶殆どなし)。

 6月になると、家も近所で同じ中学からこの高校に入ったTが退学していった。素早い行動だった。彼の父はキャバレーやクラブで演奏するバンドマン。Tも父と同じ業界に入り、大きなウッドベースを抱えて週単位で店を移動しながら夜の世界で働き始めた。
 高校でできた友達Mは、ある日突然登校しなくなった。1週間ほど過ぎた日「Mの父親が亡くなったので、Mは学校を辞めて働くそうだ」と担任の先生が皆に告げた。

 早く私もこんな高校辞めて働きたいな…。心の中を重くどんよりした雲が覆っていた毎日。「そのうちに僕も学校辞めるんだ」と私が口にしても、級友たちは誰も信じてはくれなかった。
 ある朝、家を出たあと駅へ向かわずあちこちフラフラと歩き回り、昼頃に家に戻ってしまった。親には、登校したが身体の具合が悪くなって早退したと嘘を言って…。
 その日をきっかけに度々学校を休むようになる。登校するつもりで家を出るのだが、駅の改札までたどり着かない。途中で道を逸れて、あてもなく街をふらふらと歩き続ける。登校時間帯を過ぎると制服姿の学生は目立つ。身を隠すように街を歩いていた。前方にパトカーや警官の姿を見ると、私は逃げるように道を曲がった。

 学校を休んだ翌日には、保護者が書いた欠席理由書を提出しなければいけない校則だった。ウソをついて学校に行っていない自分が、親に欠席理由書を頼める訳がない。欠席理由書を持たずに登校すると先生にしつこく詰問される。そういうことが積み重なり、さらに学校が遠くなっていった青葉繁れる15歳の初夏。

10/09(土)
 きょうも雨、台風の影響か、かなり強い。昼間なのに灯をつけないと本も読めないぐらい暗い一日。先日のフォントNEWS記事を書体ウォッチャーに転載。
 アクセスカウンタが、かなり前から壊れて止ったままだったようだ。最近はカウンタをあまり気にしていなかった…。しかし、いつも同じような数字が並んでいるな…と、本日やっと気がついた次第。約ひと月前にも壊れた記録があるので、広告の表示記録などから概算し大体の数に修整する。
 片付け事すこし…。明日も雨ならもっと幅広く片付け事をやるかな。台風は夕刻、東京を直撃。風も強くなってきた(ちょっとドキドキ)。

10/08(金)
 また雨…。秋の長雨か、しかたない。窓の外の雨の音を聴くのは嫌いじゃないけど。
 夕方から、有楽町国際フォーラムで催されている「人体の不思議展」。1年前にもやっていたけれど行けなかった。本物の人の肉体を特殊処理して解剖学的に見せる内容。ちょっとグロっぽいところもあるのに、女性客が多かったのは意外だった。医学生とか医者も見に来ているようだ。明日の手術の下見なのか、展示された標本を指差しながら熱心に話し合っている医者らしき人達もいた。
 夕食は有楽町ガード下、とても淋しい場所にある「鳥藤」で、ビールとミルクワンタン。2〜3年前の夏に食べたときは、もっと塩味が濃かったような気がしたが、あれは夏向けだったのだろうか。ミルクワンタンを頼むと、あっさり味のスープとお新香がついてくる。ビールには里芋のきぬかつぎがついてきた。
 店内に1枚だけ貼られたメニューらしき紙には、ミルクワンタン・焼飯・モツ+ライス・モツ+焼飯の4品しか書いてない。しかし、ネットで調べたら、この店はれっきとした居酒屋だったのだ。酒類を注文すると適当に肴が出てくるシステムらしい(世間ではおまかせコースというのか)。ということは、きぬかつぎも立派な肴だったのだな。ビールのオマケではなかったのだ。安いから全然気がつかなかった…。誰か誘って今度はしっかりと呑みに行くかな…(参考)。
 甚平の着用は今朝まで。今夜から長袖パジャマ。

10/07(木)
 事務所では、総合書体Dがソロソロと再発進。また、長い旅が始まった。新天地でも見つかれば良いのだが…。
 夜は初心者水泳教室、今期はまだ欠席無し。きょうも平泳ぎの練習だけ。

10/06(水)
 やっと雨があがり秋の空が現れた。体調も回復したようだ。歯医者へ寄ってから事務所へ。旅行情報誌ロゴの仕事を片付け、3時すぎには用事があるため住まいへ戻る。
 注文しておいた「姫ロックス」のCDが届いた。さっそくパソコンに入れて聴き始める。昔もらったデモアルバムと傾向は変わっていないようだ。

10/05(火)
 きょうで三日、雨は降り続いている。しっかりと風邪をひいたようだ。事務所へは行かずに休むことにする。風邪薬を飲み、食事とメールチェック以外は午前午後とも眠り続ける。

10/04(月)
 昨日からず〜〜っと雨。夕方から錦糸町で映画「アイ,ロボット」。かなり近い未来を舞台にしたSF。面白かった。ちょっと恐かった。こういう映画は好きだ。
 メルマガの発行も済んで少し気が緩んでの風邪か、ちょっと元気なし。薬を飲んで早めに寝よう。

10/03(日)
 朝から雨。正午にフォントNEWS10月号の発行。夕方までベッドで読書。
・最近読んだ雑誌以外の本。
●マンガで読む「ロングセラー商品」誕生物語3…藤井龍二
●保険金殺人 死体の声を聞け…上野正彦
 著者は、完全犯罪をもくろむ犯人の偽装を暴く元監察医。
●顔面バカ一代(アザをもつジャーナリスト)…石井政之
 生まれつき顔に赤アザがある著者。普通の顔って何だろう?人間の根源に問いかける衝撃のレポート。
●食の堕落と日本人…小泉武夫
 明るく楽しく飲んで食べる主義の著者が、珍しくちょっとマジメに怒っている。
●変?…中村うさぎ
 突撃対談集。買い物・ホストクラブ・プチ整形と依存遍歴をネタにエッセイやテレビで個性を発揮する彼女。あの面白さはどこからくるのだろう。OL・コピーライター・小説家…という経歴。たぶんコピーライター時代に人の心を掴む術を学んだのだろう。
●洞窟オジさん(荒野の43年)…加村一馬
 昭和35年、13歳の少年が家を逃げ出し、ひとり山の中でサバイバル生活を続ける。発見されたとき57歳。人間の生命力ってすごいよ。

10/02(土)
 住まいの床の清掃とワックスがけは終了。床に何も置いていなければ数時間で終わったのだが…。生活を維持しながらの床清掃は大変だった。
 リクガメにとって今の気候はお気に入りらしく、一日中活発に動き回っている。きょうは何度も畳の上にウンチとオシッコを撒き散らされた。市販のリクガメ専用エサは、赤・青・黄・紫・緑・オレンジとカラフルな色に染められている。ウンチになって出てくるときは真っ黒だ。見た目は黒だが、ウンチを始末したあとの畳には緑色の染みが残る。気がつけば、すぐに霧吹きと古い歯ブラシとティッシュペーパーで掃除するのだが、完璧には取れない。ウチの畳には緑色の染みが点々と残っている。カメのお尻にオムツを付けるわけにもいかないしね…、困ったもんだ。
 セプテンバーM、CDでお届け式での販売もきょうから始まる。フォントNEWS10月号の原稿をまとめ、発行準備を進める。

10/01(金)
 水泳教室の翌日は寝起きが悪い。疲れが全然取れていない。日曜の朝ぐらいになって、やっと回復する虚弱体質。
 最近、事務所の終業時刻は4時頃。住まいへ戻り夕食前に、仕事部屋の床の清掃とワックスがけ。この住居に住み始めて16年。最初はキレイにしていたのだが、いつのまにか生活のアカがどっさりと溜まってしまった。

09/30(木)
 総合書体Dの再発進準備は遅れぎみ。一番太い書体の修整が結構大変なようだ。でも、あせらずに進めていくつもり。毎日こつこつとやっていけば、いつかはできるのだから。
 水泳教室、きょうはクロールと平泳ぎの足の練習。平泳ぎできるようになりたいなぁ。
 9月もきょうで終わり…。セプテンバーMの頒布開始で、今月のアクセス数とベクターでの販売額は今年最高になった。昨年8月のセプテンバーL頒布直後の数字には届かなかったが…。

09/29(水)
 事務所で総合書体Dの再発進準備。大雑把に修整箇所をチェックしている状態だから、すでに始まっているのかもしれない。まぁ、来週あたりから本気になるから…。
 夕方ちょっと早めに事務所を出て、1000円の床屋で散髪。今回も10分かからなかったけど、ちょっと切り過ぎた箇所が目立つな…。地肌が透けているぞ。できるだけ鏡を見ないようにして忘れることにする。
 夕食後、大きな引き出しに溜まりに溜まったモノを片付ける。半分以上は捨てた。その取捨選択に時間がかかるのだなぁ、片付け事って…。引き出しひとつにキレイにするのに2時間…。

09/28(火)
 やはりしっかりと二日酔い。何日か前から疲れも溜まっているので、事務所へは行かず休養することにする。

09/27(月)
 東陽町に事務所を持つHさんと亀戸で会食。ま、いろいろと話しをしておきたかった。あることのケジメとしてね。
 まずは亀戸餃子で黒ビール。そのあとはアジア村という店。東南アジアのビールがいろいろと揃えてあるし、テキーラとかタコスもメニューにあるのが嬉しい。全然アジアじゃないけどね(笑)。
 そのあとオデンの屋台に寄って、わたしは歩いて帰るが、Hさんはタクシーで帰路につく。

09/26(日)
 昨夜は一軒だけで帰宅し、ゆっくり寝たのにやはり二日酔い。午後、また部分的に床のワックスがけ。昨日水草整理した水槽がきれいだ。本当なら常にこういう状態にしておきたいんだけど…。住まいの片付けごとはもう少し続く。

09/25(土)
 午前10時半、住まいの方に新しい冷蔵庫の搬入。これまでの冷蔵庫は2度目の結婚時に購入したもの。20年以上過ぎても壊れず…。とくに故障もしないので買い替える気になれずに、ずっと使ってきた。サイズにも不満はあったのだが我慢していた。今度の冷蔵庫は設置スペース内で可能なかぎり大きなサイズにした。いろいろ便利な機能がついていて、20年の歳月を実感。冷蔵庫内は、いまのところ空きスペースが沢山。これで、私も帰宅途中などに気ままに食材を買うことができる。
 午後は熱帯魚水槽の水草整理。かなり大胆に本格的に。朝からずっと立ち仕事。普段は机の前で椅子に腰掛け、マウス以上の重いものを持ったことのない私は疲労困憊。いつもならここで夕食までベッドで横になるのだが…。
 夕方からは、数か月前から決まっていた宴会のため亀有のHという店へ。事前にインターネットで調べたとおりに、テーブルの上は魚介類が山盛り。約15人、一番若いのが50歳代。最高齢者は80歳以上かも。芸能界・法曹界・建築界などの人間が集まっている。来年春に勲章を貰う人もいるようだ。一人一杯の毛蟹、そのあとマグロ・アワビ・ヒラマサ・スズキ・ヒラメ・しめサバ・ウニの刺身がどっさり。そしてスッポン鍋。そのあとに特製のH鍋というのが出るらしいのだが、刺身のオンパレードで我々は腹いっぱい。スッポン鍋のスープで、残った刺身をしゃぶしゃぶしたりしたが、刺身を食べきれず、スッポン鍋で降参しました。夕方五時から約四時間がんばったのですが、この店特製のH鍋というものは食べることができずに(予定に入っていたが辞退)、店を出ました。
 いやあ、昔のタイプのお店でした…。私も魚介類が大好きで、そういう店にはよく行くんですが…。刺身に重点を置き過ぎ。宴会用の献立としてもちょっとバランスが悪い。野菜類がスッポン鍋に付随したものだけ。酢の物も漬物もなく、煮物も、揚げ物も、焼き物も無い。あ、バイ貝の煮物があったか…。
 いくら日本人が刺身好きと言ったって、刺身1kg は喰えないでしょ。我々は高年齢だし…。魚は新鮮で旨く安い、その点は文句はないんだけどね…。明日はちょっと寝坊しま〜す。

09/24(金)
 セプテンバーMが完成したあと、住まいの方では書体の仕事はしていない。何年ぶりかでギターケースを開く時が来るかと思っていたが、それほどの余裕は無いようだ。あと1〜2週間したら、また夕食後に書体の仕事を始めることだろう。

09/23(木)
 昨夜、豪雨中に届いた網戸張り替えセット。きょうの午前に張り替え決行。といっても引戸1枚の下部分だけ。半年ほど前、ロシアリクガメが散歩中にサッシュ戸と網戸のあいだに嵌まりこんで暴れ、破れてしまったのだ。網を固定するゴムの太さを間違えて注文してしまったようで使えない(ずいぶん慎重に計ったのだが)。これまでの古いゴムを再使用、網部分だけ新しいものに替える。初めてだったからちょっと戸惑ったが、次はもっと手際よくできると思う。
 続いて、仕事部屋ベランダに置いてある雑貨入れの補修と中身の整理。素材がプラスチック系だから、日に当たって歪んだり劣化・破損している。今度こういうものを買うとしたら、金属製か木製のものを選ぶだろう。
 午後は、一部の床掃除とワックスがけ。ふ〜、家事も疲れる…。夕食までベッドで読書して休む。気になりながらも、仕事重視でほったらかしにしていた住まいのアレコレに手をつける日々がまだ続く。本日の水泳教室は休日のため休講。

09/22(水)
 お、明日も休日か。私の仕事は休日も平日も本来は関係ないのだが、いちおうは暦に合わせて生活している。身体を壊さず、長く続けないと結果が出ない仕事だからね。
 ピータンのタレ。お店で時々ピータンを食べる。生卵の殻の外側に、石灰や塩や土を混ぜたものを塗り付け、そのまま数か月保存し発酵させた中華料理素材。アンモニア臭がクセになる。最近は居酒屋のメニューでも見かける。豆腐と一緒に盛られたり、生ネギが添えられていることが多い。醤油とゴマ油をまぜたようなタレが懸かっている場合が殆どだ。
 ある店で食べたピータンがとても旨かった。タレが違ったのだ。小皿に入れられたその灰色のタレをつけると、いままでの醤油系のタレが薄っぺらに感じられた。
 先日、ウチでピータンを食べる機会があった。あのタレを真似してみることにした。ゆずこしょう小匙1杯(これが味のベース)、ラー油数滴、マヨネーズ小匙3杯ぐらい(辛さを丸くするため)、それに醤油を加えてタレる程度の柔かさにし、よく混ぜる。それでオシマイ。灰色で見た目が悪いけどウマイよ。普通のゆで玉子を食べるときなんかにもイイかもしれない。味が濃いから、上に書いた分量で卵3個分ぐらいに使えると思う。

09/21(火)
 いま、住まいの方では仕事をやるモードになっていない。緊張が緩んで眠くて眠くて…。仕事場の方では、総合書体Dの再発進準備中。
 フォントNEWS次号のこともそろそろ準備を始めなければ…。と思いながら今夜も早めに寝ます。

09/20(月)
 休日。午前中、台所・洗面所・トイレのワックス掛け。網戸の張り替えセットをネットで注文。住まいのこともずっとさぼってた……。午後はちょっと疲れて読書。雑誌「噂の真相」が消滅したので最近ちょっと淋しい。昨日、新潮45を買ってみた。ま、面白いよ。西原とか高須クリニック院長の連載もあるし。
 ヤモリのやっちゃんを解放。もう2か月もウチに居たことになる。そしてエサを食べたのは捕獲当初の2回だけ。環境を変えたりエサを変えたりしたけれど、ずっと食べない。なにか気にいらないことがあるようだ。
 このまま飼育ケースの中で餓死させるのはイヤだし、放すことにした。最後にもう一度感触を確かめる。マットな肌、柔らかい骨格、小さく華奢な生きもの。手の中にオシッコをされた。
 放す場所は、ハゼ釣りにいく旧中川近くの公園。石垣があって草叢があって、生きていけそうな場所にソっと放す。石垣にへばりついたやっちゃんは、うちの飼育ケースにいたときよりも、大きく立派に見えた。たぶん2度と会うことはないだろう。さようなら。2か月間こちらは楽しませてもらいました。君にとっては拷問だったかも知れないけどね。ありがとう。

09/19(日)
 家人の実家、和泉多摩川へ。こちらへ顔を出すのは正月以来か。セプテンバーMにかかりっきりで不義理をしていた。ハスキーと芝犬のミックス犬(3歳)がじゃれついてくるが、大きくて重い。この家で飼われた犬は、成犬になっても、ずっと小犬のような甘えん坊の性格になるようだ。

09/18(土)
 一日中ベッドでの生活。ときどき起きてメールなどチェック。夕食後も体調戻らず。未読の本も読み終えてしまい、一度読んだ本をもう一度引っ張りだしたりして、ひたすら時間をつぶすだけ。

09/17(金)
 夕方から、フォントNEWSの記事を書いてくれたOさんに、お礼を兼ねた飲食(ギャラ無しです)。お礼にかこつけて会って話しをしてるけど、若い書体デザイナーの意識調査も兼ねているかもしれない。彼はつい最近、フリーという立場で活動することにしたそうだ。
 自分のやりたい仕事をして生きるということは、それなりに大変なことだから、単純にオメデトウとは言えないけれど、頑張って欲しいと思う。1年とか2年で答えが得られる仕事ではないからね。継続は力なり…(あ、昨日と同じだ)。
 両国駅前の焼き鳥屋。場所を変え亀戸駅裏のホルモン焼き専門店。何杯飲んだか知りませ〜〜〜〜ん。

09/16(木)
 わたしの姪が参加しているバンド「姫ロックス」。1stアルバム発売決定だそうだ。彼女は小学生のころからバンドを組んでいた記憶がある。7〜8年前、カセットテープのデモ・アルバムを貰った。そのころからちゃんと音楽になっていたよ。大学を出て働き始めててからも、ずっと続けていたんだね。まさに、継続は力なり…。さあ、メンバーの誰がわたしの姪なのでしょう? さっそくCDを購入予約。

09/15(水)
 事務所でセプテンバー書体の整理整頓。来年の夏にはセプテンバー等幅フォントをリリースするつもり。今月中は、心身を覆う虚脱感を拭い去るリハビリ期間のつもり。セプテンバーのことを忘れ、雑用を片付けながら、一時中断したままの、総合書体Dへの情熱を少しずつ復活させていかないと…。
 もうすこし気楽に書き込める掲示板を作って見た。読者の広場というベタな名前。よろしくね。

09/14(火)
 朝、いつもよりちょっと遅めの電車に乗り、向かった先は多磨霊園。セプテンバーMをリリースした日は、書体名の由来となった章さんの命日である9月7日。彼の墓前で1週間遅れのセプテンバーM発売の報告。
 昼食は永田町S会館地下のイタリアレストラン。こういう店での食事はひさしぶり。1500円のランチコース、美味しかったよ〜。グラスワイン2杯飲みました。
 国立演芸場で毎月恒例の寄席「中席」を見る。国本武春の現代風浪曲がスゴイ。音楽関係の記事などで彼の名を見たことはあったが、きょう初めて見て聴いてカッコイイと感じた。
 廃れいく古典芸能…。現代に合わせないから古典と呼ばれる。その昔、その芸能の全盛時に演じられていたネタは、その時代を映したものだった筈だ。長屋で熊さん八つぁんなんて今の人には通じない。言葉づかいも古いままでは若い人には解からない。
 常に時代に合わせて変化していくのが芸能だと思うよ。そうじゃなきゃ客が見にこないし、生きていけない。国から援助してもらって続けてる芸能なんて……私は魅力を感じないな。芸人は、客からゼニを貰って生きろよ。
 今の人にウケル内容で、通じる言葉で演じなけりゃ、そりゃ廃れるでしょ。そういう意味で、国本武春の浪曲は素晴らしかった。

09/13(月)
 昨日の夕方、早めに日記を書いてアップロード。時間が少し余ったので、出窓部分に置いてある鉢植えも整理することにした。幾つ目かの鉢を持ち上げると「ポトッ」と何かが落ちる。その物体は落ちた場所からスススと動きだした。ヤッチャンだ! もう、この住まいの中にはいないだろうとアキラメ、数時間前に全部片付けたのに…。
 私の手が素早く動きヤモリを捕まえる。一度しまった飼育ケースを引っ張りだし、3週間ぶりにヤモリの飼育が復活。何を食べていたんだろう。何も食べていないのかな?
 事務所のサブパソコンのメンテなど雑用に関わってアッという間に一日が終わる。特に大したことやっていないのだけど…。当分こんな毎日が続くだろう。水泳でつった左足ふくらはぎの痛みはやっと無くなった。

09/12(日)
 ずっと見ないふりをしていたベランダの鉢植え。伸び放題散らかり放題だったのをやっと整理。整理するための小物は前から用意してあったのだ。ヤモリはもう家の中にはいないようなので、飼育ケースも片付ける。当分の間、いままでサボっていた各種の片付けやメンテナンス作業になるだろう。

・最近読んだ雑誌以外の本(忙しかったのに結構読んでるな)。

●竿をかついで一人旅…鈴木啓三郎
 魚を求めて釣りをしながらの旅、うらやましい…。たぶん、わたしには生涯できない旅の形。

●延長戦に入りました…奥田英朗
 どうってことのないエッセイ集。心うたず、後になにも残らず…。

●宮脇檀の「いい家」の本…宮脇檀
 近い将来、住まいと事務所を一緒にしたいと考えているので、家とかリフォームとかに興味がある。

●「チャンプルーな沖縄」にはまる本…美ら島探検隊[編]
 一度しか行ったことがないが、私にとって沖縄は東南アジアの一国だ。

●ふるさとは貧民窟(スラム)なりき…小板橋二郎
 ちょっと年代がずれてはいるが、私のふるさとも似たようなものだった…。

●「ほどほど」の効用…曽野綾子
 カトリック教育を受けて育った著者。私のように無教養で下品な男は、たまにはこういう本を読むといいようだ。

09/11(土)
 セプテンバー書体の雰囲気を決める重要な役割をしている、ひらがなのある1文字に対し「形が気にいらない、それを直してくれれば購入してもイイ」なんてコメントがあった。
 森進一の歌に対して、歌唱は上手いが、声が気にくわない…と言うようなもの。あの声があって森進一なのだ。納豆の匂いが嫌いだったら食べなければいい。別に納豆を食べなくても人間は生きて行ける。納豆嫌いの人の意見を取り入れて、納豆の匂いを消してしまったら、それはもはや納豆とは言えないだろう。それまでの納豆愛好家たちはどうするんだ。
 書体のデザインだって、そういうふうに他人の意見を全部取り入れていたら、世の中に沢山ある、つまらない書体になってしまうんだよ。わたしのデザインする書体は「嗜好品」なのだ。好きな人、気に入った人だけが使ってくれればイイのだ。自分の書体デザインに関して、他人の意見などに左右されませんからヨロシク(もう高齢で頭ガチガチだからね〜)。
 疲労感多く体調思わしくない。昼食後に風邪薬を飲んでベッドで読書と昼寝。夕食後も薬を飲んで早めに眠るつもり。

09/10(金)
 セプテンバーL改訂版についての問い合わせは殆どなくなった。新しいMの1文字だけ表示がオカシイという報告も、こちらのフォントの問題ではなさそうだ。やっとのんびりできるかな。
 事務所のサブパソコンは新しくシステムをインストールしたら問題はなくなった。しかし各種の設定を以前と同じように戻した訳ではない。古い設定ファイルなどを利用して安易に戻すと、また不調になりそうだから、使いながら少しずつ設定し直していくことにする。
 昨夜つった左足のふくらはぎは痛い。ごまかして痛まないように歩くことはできるが、触ったら痛いし急な行動ができない。水泳の疲れもあり身体がだるい。今夜は早く寝ることにする。
 そろそろセプテンバーMの片付けを始めたい…。人と会っておしゃべりもしたいし…。今月中は、あまり書体制作の仕事はしないで、次の予定とかを考えながら(大体は決まってるんだが)、だらだらと過ごすつもり。

09/09(木)
 サイト移転して半年。それ以前にセプテンバーの使用登録をされた人で、今回のMを使ってみたい人には再度登録してもらっている。その再登録される方達のほとんどにフォントNEWSが配信されている。あのメルマガに対するコメントを書いてくれる人も多い。楽しみにしてくれる人が案外いることを実感した。いつも、配信した後ほとんど反応が無いから、砂漠にジョウロで水を撒くような気分でいたのだが、少しは人の役に立っていることがわかってホっとする。
 朝から、メインで使っているメールが不調で、レンタルメールサーバが反応しない。あわてて管理者宛てに以前のプロバイダ経由でメールを出す。幸い、こちらが気づいてから30分ぐらいで復旧したが。
 昼間は事務所でサプで使っているパソコンのメンテナンス。ず〜〜っと前から不審な動作をしているのを騙し騙し使っていたのだ。しかし、問題のアプリを何度インストールし直しても不調は変わらず。明日はシステムのクリーンインストールをするつもり…。
 あ、このサイト、トップページのカウンタが壊れている。いつからだ…。サイト移転してから初めてだ。自分で設置したカウンタだから、自分で直すしかない。カウンタいくつだったか憶えてないや。適当にいつか見た数を思いだして修復。いい加減だな…。

 きょうは秋の初心者水泳教室の初日。2期休んだので、久しぶりに会ういろんな人から声をかけられる。意外と人気者なのかサトウって…。
 最後に水中で整理体操をし、向こう側までゆっくり泳いで水から出る…。その向こう側に行く途中。プールの真ん中辺で左足がつった。きょうは背泳ぎの足ばかり練習したので、途中からツリそうな雰囲気は感じていたのだが…。コースロープにつかまったまま動けなくなる(笑)。コーチたちも皆プールから上がっていてなかなか気づいてくれない。手を振ったり声を出し、私の後にいたもうひとりの生徒が大声を出してコーチがやっと気づいてくれた。手を借りてプールの端までいったが、自分で上がることが出来ず、腕を掴まれ引きずり上げられる。水難で救助される人の気持ちがよくわかった…。
 コーチが4人集まり、それぞれが違う対処法を言う。温かいシャワーを当てろ・揉みほぐせ・強くたたけ・そっと待て…。結局は一番の権力者の言う「強くたたけ」という対処をされる。この方法だと2〜3日痛みが残るだろうな。わたしは、筋肉の緊張がほぐれるまでそっと待つ…のがイイと思うが。
 ビッコをひきながら帰ったが、着替えの時や生活の中のちょっとした加減でまたツリそうになる。そういえば15歳くらいのとき、銭湯でパンツを脱ごうとしていたのか着用しようとしていたのか忘れたが、同じように足がツったことがある。素っ裸で足がツって動けなくなってる男って想像以上にカッコ悪いぞ。2度とその銭湯には行かなかったが…。

09/08(水)
 まだセプテンバー関連の諸々を片付けもせずに、次々に届く登録コメントや購入通知を事務所でのんびりと読む。昼ごろ、購入者の方から「ある1文字が変な表示になる」とメールが届く。事務所のパソコン環境では確かめられないので、あわてて住まいに戻って普段使わないシステム環境をたち上げて検証作業。
 こちらでは同じ症状が確認できなかった。何かの勘違いか、その方の環境固有の現象であればいいのだが…。元のデータ・途中のデータ・最終データ…などいろいろ調べるが、とくに変な部分は見つからない…。
 セプテンバーの掲示板に書き込んで、他のユーザから情報を提供して貰うことにする。本日は、この問題で心が休まらない。9時からのサッカーテレビ中継でも見て、気を晴らそう。

09/07(火)
 昨夜のメール発送直後から、セプテンバーL改訂版についての対応に追われる。購入時に販売会社から届いたメールを保存していない人が多いのに驚く。と言ってもコチラに問い合わせが来て、対応したのは1000人中の2〜30人なのだが…。本日夕刻には、それらの問い合わせメールも来なくなり落ち着いた。
 実は、セプテンバーM製品版の販売は早朝3時頃に始まっている。そして無料版の頒布も夕方の5時に、ひっそりと開始した。フォントNEWSの発行は8日の午前0時の予定。今回やるべきことは大体済んだ。少しのんびりとしたい…。でも、また何かミスとかが見つかるかも知れないし、なかなか気が抜けませんなぁ…。

09/06(月)
 ベクターでのダウンロードデータ差し替え作業が完了したので、誤字を直したセプテンバーL改訂版のアナウンスをする。購入者への直メール、セプテンバー掲示板への書き込み、あとはフォントNEWSでお知らせする予定。
 新発売するセプテンバーMのほうは、あともう少し。無料のお試し版を制作中だ。

09/05(日)
 雑誌「散歩の達人」8月号(首都圏でしか売ってないのか?)。特集は、墨東に残る奇蹟の下町「向島・曳舟・押上」。私の生まれ育った玉の井という町のことも少し出ている。この辺が私の故郷だ。懐かしい風景や家並みの写真がいっぱい。
 下町名物、もんじゃ焼きのことも少し書いてある。店主は「もんじゃなんて能書きたれるもんじゃないわよ。土手作るのは月島だけ。ここらじゃ昔からそんなのない。汁が流れないように熱してから焼けばいいのよ」と言う。私も以前からそう思っていた。10数年前、突然ブームになった月島のもんじゃストリート。そこで客に教えるもんじゃ焼きの作法は、器を一度で空けさせ、一度に焼かせて、客の回転率を上げるために考え出された、店側の都合のような気がする。
 この特集記事のもんじゃ写真の横には「タネは2〜3度に分けると焼きやすい」という文字もある。そのとおり!私の育った町のもんじゃは、一人前を何回にも分けて焼き、ラムネを飲み、友達同士おしゃべりをしながら、のんびりと食べるものだったのだ。

09/04(土)
 昨日の店のヒラミレモン・サワー。3杯半ぐらいしか飲まなかったのに、焼酎が強かったようでチョット二日酔い。でも、頑張って午前中にセプテンバーM製品版データを仕上げる。
 久しぶりに書店で本を買い、遅い昼食はセルフサービスのうどん屋。100円でうどんが食べられると看板に書いてあるが、100円なのは「かけうどんの小サイズ」だけだ。きつねうどんの中サイズ・アナゴ天ぷら・チクワ天ぷら・缶チューハイで860円。ひとつ100円の冷めた天ぷらを噛り、缶チューハイを飲みながら、買ったばかりの本をパラパラと…。こういう安っぽくちょっと自虐的な雰囲気も好きなんだなぁ…。食い過ぎかチョット胸焼け…。100円の天ぷらが25センチぐらいあるんだもの。

09/03(金)
 何種類かのテストプリントを済ませ、きょうは最終確認の全文字50pt.での出力も終了。約1年前から制作していたセプテンバーMのフォントデータは、なんとか完成したようだ。土曜日曜に、商品版としての体裁を整える。あ、大事な無料お試し用教漢版フォントの制作もしなければね。
 少し自分にご褒美、ということで新小岩の某伊豆七島魚料理居酒屋「G」。ふっくらとしたムロアジのクサヤが旨い(いままで食べたクサヤの中で一番かも)。ワサビではなく、洋カラシを使った島寿司も旨かった。ひと仕事終わった…という達成感が一番の調味料なのかもしれない。今夜は仕事をしないで、この酔いを残したまま気持ち良く眠りま〜す。

09/02(木)
 昨年7月下旬に発売したセプテンバーL。ベクターでのダウンロード販売数が本日1000本に到達。数字に大した意味は無いと思うが、やはり嬉しい。
 そしてセプテンバーMの制作は、いくつかのミス訂正と数十文字の修正を済ませ、最終段階に入った。あと1週間〜10日以内に頒布開始となるはずだ。何も問題が発生しなければ…。

09/01(水)
 昨晩日本語フォント化し、初めて使ってみた「S書体M」は、見慣れずに違和感があった。自分で作ったのにね…。いろんな形式でプリントしたり、メールを見たり、WEBの表示もS書体Mに変えて約1日。もう目は馴れてしまった。
 プリントしたときの見え方と、パソコン画面での見え方が違うのは仕方の無いことだが、ASCII文字のスペーシング加減など、どちらを優先するかでチョット悩む。
 セプテンバーL製品フォントの改訂版、CDで購入された方には本日発送されたようだ。ダウンロード購入の方達は、もう少しお待ちください。

08/31(火)
 日本語フォント作成時の誤字をチェックする作業には、とても神経を使う。それを軽減する仕組みをふと思いつき、3時過ぎから材料を求めて浅草橋の文具ディスカウント店・お茶の水のデザイン用品店・錦糸町の電器量販店を歩く。どの店にも在庫がなく、取り寄せるしかないという。ネットで注文したほうが早そうだ。

08/30(月)
 台風の影響か、午前中はにわか雨が降ったり変な天気。午後からは急に気温が上がり蒸し暑くなる。S書体M、文字を太くする作業が殆ど終わり、日本語フォント化作業に入る。何日か後には、漢字・ひらがな・カタカナ・英字…それらが混ざりあった文章をプリントして見られるようになる。ドキドキわくわく、そしてちょっとコワクて不安。

08/29(日)
 雨がシトシト日曜日、僕はシコシコS書体。涼しくて仕事には絶好の日和。ロシアリクガメが朝から不穏な行動。別荘には殆ど入らず、ジョギングコースに見向きもせず、ウロウロと部屋の中を歩き回っている。天変地異の前触れとかでなければいいが……。と心配していたら、畳の上に大量のウンチとオシッコ! なんだよ、適当な排泄場所を探していただけか…。

08/28(土)
 先日発覚したセプテンバーL製品フォントの誤字、本日は改訂フォント作り。1文字取り替えるだけだが、フォントファイルを丸ごと作り直すので、あちこちチェックしなければいけないので疲れる。
 この書体の制作は1998年に始まった。2001年11月に一度作ったテストフォントでは、今回見つけた誤字はなかった。その後の修正段階で、なぜか誤った字形に替わってしまったようだ。原因は特に無い。私が作業中にミスを犯したのだ。
 いろいろと準備があるので、購入者へのフォローは2週間ぐらい後になると思う。

08/27(金)
 自分への批判が掲示板に書き込まれると、その投稿を無断で削除してしまうサイト運営者がいる。気分が悪かったら反論すればいいのに…。自分に都合の悪い投稿を消してしまうんだったら、掲示板なんか作らなければいいのだ。以前にもそのサイトは、移転したときにそれまでの掲示板データをアッサリ捨てたことがあった。掲示板は、多くの人の気持や情報が集積されたものなのだから、もう少し大切に扱って欲しいと思う。
 事務所で進めていたS書体Mの漢字を太くする作業がとりあえず終わった。住まいのほうでやっている非漢字部分はまだ数日かかるだろう。その後、何度かのテストを重ねながら日本語フォント化作業に入っていく予定。
 夕方から錦糸町で映画「誰も知らない」を見て、日本蕎麦屋で夕食。ひさしぶりの日本酒がキツク感じる。気持ち良い風が吹いているので歩いて帰る。

08/26(木)
 みんなオリンピックに集中しているせいか知れないが、今月のフォント売り上げは少ない。今年最低の数字になりそうだ。
 ここのところ毎週木曜日に行っていた自主水泳、きょうはヤメる。大事な仕事をする今週末に疲れを残したくないから。先日発行したフォントNEWSの記事を書体ウォッチャーに転載。やらなければいけないことを順番にひとつずつ片付けていく。

08/25(水)
 久しぶりに両国の事務所を訪れてくれた義兄夫婦と一緒に、近所の自然食レストランで昼食。サンマの塩焼きは旨かったけれど、○○高原ビールは、私の口には合わないな。

08/24(火)
 オリンピックの深夜テレビ中継は殆ど見ていない。前回のシドニー・オリンピックは時差が無かったので多くの競技をリアルタイムで見られたのだけど…。「オリンピックを大型テレビで観戦しよう!」と言って、液晶やプラズマディスプレイのテレビをガンガン販売していた電器店も、中継の殆どが深夜になることは客に知らせていなかったもんな。

08/23(月)
 表題が「通達タ-34410209」、内容は「この度、貴殿が使用しております携帯端末からご利用された有料サイトのご利用料金が、8月23日現在、未納となっております。このまま連絡が無い場合、番組利用規約に基づき、身辺調査及びに公権力の介入(法的手続き)を行わせて頂きます」。こんなメールが2通も届く。よくある詐欺メールだが、私は携帯端末なんか持ってないもんね〜。
 事務所でS書体Mの漢字部分制作。あと数日…というところで、セプテンバーL製品版フォントの誤字を見つけてしまった。発売から1年以上すぎ、千人近くの購入者がいるが、まだ誰からも指摘されていない。第二水準の文字だから、使われることは少ない文字なのだが…。
 この件についての対応をしっかり考えなくてはいけないな。きちんと手順を紙に書きだして策を錬る。

08/22(日)
 二日間、歯医者へ行った以外は外出せずS書体Mの非漢字部分に没頭。予定以上には進まなかったが。
 暑さが治まり、久しぶりにエアコン無しで過ごせた一日。ずいぶんと長く愛用していたタイポグラフィ柄のトランクス型パンツ(下着)のお尻部分が裂ける。安物だけど気に入って勝負パンツにしてたのになぁ…。一緒に買った残りの2枚のタイポグラフィ柄パンツも寿命が近いということか。

08/21(土)
 体調回復。水泳の肉体疲労などもなんとか治まる。ほんとに虚弱だと思う。この土日にS書体Mの非漢字部分をがんばるつもり。事務所でやっている漢字部分と一緒に、今月末ぐらいには太くする作業は取り敢えず終わると思う。

08/20(金)
 ヤッチャン行方不明のまま。夕食後お腹が痛くなる。正露丸を飲む。仕事やる気にならず早めにベッドで横になる。

08/19(木)
 夕方から自主水泳。そのあと、水泳教室仲間で一番年配のEさんと180円ラーメンの隣の水餃子の店で夕食。彼女は70歳を越えている(80近いか)。この店、メニューの殆どが冷凍ものを蒸したり茹でたりしてるのは承知しているが、小籠包が美味しくない。ちょっと粉っぽくて…なにか手順を間違ってるように感じる。ま、いろいろツマミはあるし、店の安っぽい雰囲気が私には心地良くて、また来たわけだけど。生ビール中ジョッキ5杯ぐらい飲んだか…。
 ヤッチャン脱走。日曜日にやったエサを食べず、きょうプールにいく前に新しいエサをやって、家を出た。帰ってきて飼育ケースを覗く。赤茶色のハイドロボールの地面の上に何か白いものがある…。日焼けで剥けた皮膚のようなヤツ。あ、脱皮したんだ…。脱皮が近いからエサを食べなかったのか…、と少し納得しながらヤッチャンを探す。イナイ! えっ、土に潜ったか。ハイドロボールをひっくり返して探すが影も形もない…。フタはちゃんとしまっているし、この飼育ケースに抜け出るようなスキマは無いのだが…。
 ネットでヤモリの情報を求めたとき「脱走の名人」と記されていたページがあった。こういうことか…。私の住まいに紛れ込んできたのも、どこかのスキマから入ってきた訳だし…。

08/18(水)
 旅行情報誌ロゴ3点まとめてフィニッシュし送信。事務処理を少し。あとはいつもと同じに、昼も夜もS書体M。

08/17(火)
 気が緩んだか、夕食後なんだかお腹が痛く下痢も…。開会式も含め、オリンピックの中継は殆ど見ていない。S書体M非漢字をちょっとやって、今夜は早く寝るかな。

08/16(月)
 まだ夏休み中の会社もあるのだろう、朝の電車はいつもより空いていた。午後は母の様子を見に行き、4時から錦糸町で映画「スパイダーマン2」。
 鳥肉中心の居酒屋で夕食後、住まいの方でフォントNEWS8号目の原稿を整え、アドレス整理などをして発行準備完了。午前0時発送開始予約。このメルマガ、やっと読者数が5万人を越えた。今夜はぐっすり眠れると思う。

08/15(日)
 佐藤琢磨。彼は自動車レースF1の日本人ドライバー。
中学時代(?)に親と一緒に行った鈴鹿サーキットで、F1日本GPを見て感激。F1レーサーになりたいと思う。ほとんどの自動車レーサーは、幼いころからカートを運転してプロレーサーを目指す。しかし、彼にそのような環境はなかったようで、とりあえず身近な自転車にエネルギーを注ぐ。
 高校生になった琢磨は、大会に出場するために、部員が自分一人だけの自転車部を作るが、高校体育連盟に登録され高体連主催の競技会に出場できたのは、彼が高校3年になってからだ。
 しかし、独自な練習と競争相手の情報分析が実り、1994年インターハイで優勝してしまう。大学では1996年全日本学生選手権優勝。
 19歳なってからカートレースを始め、その後、フォーミュラカーのレーシングスクール「SRS-F」へ、年齢制限ぎりぎりで入校を目指す。
 入校審査は履歴書だけで決まると知り、琢磨は困る。
他の希望者は、すべて幼いころからカートレースで実績を積み重ねてきた連中だ。自動車でのレース経験が殆どない琢磨には、そこに記すような経歴はゼロなのだ。書類審査で落とされるのは目に見えている。
 彼は、審査会に直訴した。面接をさせてくれ!そして私のレースにかける情熱と才能を判断してくれ…と。
 結果、面接が行われ、彼は入学を許され、そのスクールをトップの成績で卒業する。ご褒美としてイギリスへ1年のレース留学。2000年にはイギリスF3参加。2001年に日本人として初のイギリスF3チャンピオン。2002年にとうとう念願だったF1ドライバーになる。

 常に上の順位を狙う琢磨の積極的な走り(ちょっとコワイ)は、これまでの日本人F1ドライバーとちょっと違う感じだ(以前、片山右京にも期待していたのだが)。イギリスで数年間生活したので、インタビューなどにも英語で答えられるのもイイ。

 自分には良い環境が無いとか、チャンスに恵まれていないとか、グチを言うだけで何も行動しなかったら、何ひとつ進展しない。自分の周りの環境は自分で作るものなのだ。自分が立つ場所は自分で整えるのだ。と、若い彼の生き方が伝えてくれる。

 今夜行われるF1世界選手権第13戦ハンガリーGP、佐藤琢磨は3番手からのスタート。私はアテネオリンピックより、こちらの中継を見ると思う(眠っていなければ)。

08/14(土)
 毎月貰っている招待券で、午後から国立演芸場の寄席へ。残りの時間はS書体M非漢字部分にかかりきり。
 フォントNEWS、今月はまだ発行していない…。そろそろ出したいのだが…。

08/13(金)
 やはり一度寝てしまったら夜中に起きられず、サッカーのテレビ中継を見ることはできなかった。マスコミはアテネ五輪で大騒ぎだが、夜中のテレビ中継にどれだけの人が付き合えるのだろう…。
 ヤモリのやっちゃんは元気。エサはもう5回ぐらいあげているが、食べる場面を見ることができたのは腹ぺコ状態だった(たぶん)最初の1回だけ。あとの回は、エサを与えてもすぐには食べず、何時間か過ぎて様子を見るとエサが無くなっている状態。前回などは1日過ぎてから、やっと食べた。大きなエサなので、1回食べるとなかなか腹が減らないのかもしれない。これからは1週間に1度のペースでやることにした。

08/12(木)
 事務所では相変わらずS書体Mの漢字制作。旅行情報誌ロゴ3点をファクス送信。夕方から自主水泳。9月からの初心者水泳教室に申し込み手続き。また180円ラーメン屋で夕食。運動して汗を出し、腹が減ってるから、この激安ラーメンがとてもウマク感じる。
 住まいの方では、S書体Mのひらがな制作。オリンピック男子サッカーのテレビ中継は午前2時から…。一度寝てから起きるか…(もう眠いのだ)。生活のリズムがめちゃくちゃになっちゃうな…。水泳で疲れた虚弱体質のボクは、起きられないかも…。

08/11(水)
●最近読んだ雑誌以外の本。

「香具師の旅」田中小実昌
…………………………。

「モロッコで断食」「サハラ砂漠の王子様」たかのてるこ
ラマダーン(イスラムの宗教的断食)ってのがどんなものかよくわかった。夜明け前に食事。日が出ているうちは何も口にせず、日没後すぐに軽く食事。就寝直前に夕食。日本人などは太ってしまいそうだ。
 また、イスラム世界は女性の旅行者にとって、かなり危険な場所なのだと感じた。

「通勤快毒」泉麻人
東京育ち、そして歳も近いので、この人のエッセイは安心して読める。

「だめんずうぉ〜か〜1」「だめんずうぉ〜か〜2」倉田真由美
ダメな男に騙された女の赤裸々告白マンガ。世の中にはヒドイ男がたくさんいるようだ。私なんかすごくマトモなんだ…。

「サイバラ茸3」西原理恵子
あちこちに掲載した漫画の寄せ集め。未読だったのは20%ぐらいか。

08/10(火)
 世間はそろそろ夏休みなのかな。旅行情報誌ロゴの仕事もなぜか今月は多く…私はとても夏休みどころではない。歯医者通いも仕事の時間に影響している。先週末に親戚に不幸があったがそれも欠席させてもらった。スパイダーマン2も見に行きたいんだけどなぁ。
 住まいの方のS書体Mは、カタカナが終わり、ひらがなに突入。まさに佳境ですな。

08/09(月)
 土曜日の午前中に某有名ショッピングサイト内の店で注文をし、サイト上では、購入した店からこのあと確認の連絡がいきます…と表示されたのに、その後音沙汰なし。ま、土日は業務も休みかと本日夕方まで待つが、何のメールも届かない。しびれを切らし、こちらから確認のメールを出したら、返事が来た。
 注文は無事に受理されていたが、なんだか気分がよくない。丁寧にきちんとした対応をしていかないと、ネットでの注文者はとても不安になるものだ。自分もいろいろな質問などに心して対応していかなければと思う。

08/08(日)
 少し疲れが溜まっているようなので、だらだらと過ごす。リクガメの水浴び・ヤモリにエサやり・S書体Mも少し・ベッドで読書…。夜も早めに寝る。

08/07(土)
 サッカーアジアカップ決勝戦。ここには記さなかったが日本の全試合をテレビで見ている。今日も午後9時からテレビの前に居座るつもり。しかし、ナカタ・オノ・イナモト・タカハラのいないチームが、これまで予想外にイイ試合をしている。アジアレベルだから通用しているのか。彼らが入るとチームの雰囲気が変わってしまうのだろうか。私のような素人には何とも判らないが、ムズカシイもんだと思う。

08/06(金)
 水曜日に1000円の床屋へ行った。10分で済む…というのがこの店のセールスポイントらしいが、いつもは15分ぐらいかかっている。しかし今回は5分ぐらいで終わってしまった。担当の人は、仕事を始める前に私の要求をしっかり聴き取り、あとは一気に作業を済ませた。雑な仕上がりなのかと心配したが、これまでと大差ない出来だ(もともと1000円だから大雑把だが)。作業の途中でいちいち客に「ココどうしますか」と聞きながらやる人と、最終イメージをしっかり頭の中に作ってから仕事をやる人の違いを、はっきり見せられた気がした。

08/05(木)
 依頼されてやる仕事ってのは殆どやめていて、現在はある会社からのモノだけが続いている。経済的には助かっているのだが、時には発注者のいい加減さにブチ切れる。発注者は10人ほどいるのだが、どうしようも奴が混ざっているのだ。勤め人は気楽なもんだ。あんな仕事のやりかたで毎月ちゃんと給料もらえるんだから。
 夕方から自主水泳。プール代300円・ロッカー代10円・ラーメン代189円…しめて499円。ワンコインで済ます中学生のような夏の夕暮れ…。本当は、つまみ盛り合わせ(メンマ・モヤシ・キムチ・チャーシュー・味付け玉子)と生ビールも注文したけれど。
 牛丼屋で、ご飯と生玉子だけを注文し、どんぶり飯に醤油と玉子をぶちまけて玉子かけご飯を作る。味が物足りなかったら無料の唐芥子を振りかけ、漬物がわりに無料の紅生姜。さらに、お茶をお替わりして腹を満たし、颯爽と店を出る……ということをやってみたいなぁ。と、若いときから思っているけど実行したことはない。食べ物屋さんで、なるべく安く、そこそこ腹いっぱいになる注文とかを考えるのは結構好きだ。

08/04(水)
 さぁ、今夜から住まいの方でS書体Mの非漢字部分を始める。とりあえず、どんな作業になるかの把握と準備を済ませた。

08/03(火)
 昨日の二日酔いは激しかった…。旅行情報誌ロゴをフィニッシュして送信する仕事があるので、吐き気を我慢しながら10時頃に出社し素早く処理する。午後早々に退社し住まいに戻るとベッドへ直行、夕食後もまたベッドで横になる。メールの返事もろくに書けないほど心身ともに最低レベルの月曜日だった。
 関西在住の方から和牛肉のお中元をいただく。2週間ほど前に「スタミナのつくモノ食べたいな〜」とここに書いたことが、催促をしたようでちょっと恥ずかし〜。
 巷のフォントの商用利用に対する使用許諾には辟易しております……とのコメントが届く。いくつかのフォント制作会社の使用許諾内容が、ユーザに嫌われているのは確かだ。それがその会社のポリシーなのだから、そんな会社が将来どうなろうと私の知ったことじゃないが。

08/02(月)
「自分で見つけなさい」というアドバイス、本当にためになりました。いつも、生徒や娘たちに言ってるのに、自分は教えてもらおうなんて甘かったです。
…と、こういう教職に携わる方々からのメールにも、日々答えている案外マジメな私(表には見えないけれどね)。
 これは、文字組みの行間に関する質問だったけれど、教える側の人が教えて君になってしまっている現状…。
 昨晩は、葛西橋近くのHさん宅で夕刻から荒川花火大会見物。日曜日ということで家族水入らずの世界に、たちの悪い酔っ払いが一人乱入…、という感じ。幸いに毎年のことと平常心で応対してくれる二人の優しい娘さんたちに救われる。

08/01(日)
 住まいの方でやっている総合書体D。一番太いウエイトの漢字を50pt.と25pt.でプリントする作業を朝から始め3時過ぎに終了。このウエイトの完成度はまだまだである。特太のデザインはムズカシイな。総合書体Dの制作は一応ここでストップして、2か月ほど保留しておくつもり。明日か明後日からは、住まいの方でもS書体Mの作業をやることになる。今年の夏は、休みもとらずに昼も夜もS書体Mに集中だ〜〜〜。

07/31(土)
 リクガメが最近ちょっと食欲不振。どうしたんだ〜、とカメを持ち上げる。げげ!足が5本? チンチンが最大限に露出している。何年か前に一度見たときよりずっと大きい。赤黒く濡れて内臓系、変な形をしていてちょっと気味悪く、飼育ケースに戻してしまう。30秒くらいたってからもう一度持ち上げてみたら、チンチンは跡形もなく引っ込んでいた。
 カメは爬虫類。両生類や魚や鳥などと同じに、ウンチもオシッコも生殖もひとつの穴で賄う。チンチンは肛門から出てきていたわけだけど、ずいぶん素早くしまえるもんだなと感心した。
 季節外れの発情なのかな。昨日まで寝てばかりいたのだが、きょうは歩き回っている…。

07/30(金)
 虚弱体質なのでプールへいくと疲れるのだが、腰の具合には良いようだ。昨日は水中ウォーキングと称してカニ歩き(ハズカシ)とか色々やったし…。
 ヤモリのやっちゃんのエサは3日に一度に定着。ネット上の情報などでは2日に一度…という例が多かったが、ウチのやっちゃんには2日空けて3日目にあげるのが良いようだ。床に猫用の砂を使っていたときは、飼育ケースの側面や天井に貼り付いていたが、床をハイドロボールに替えてからは、ずっと地面にいる。
 あ、10日ごとにやるはずのトップページ無料フォント累計登録者数の記載を忘れている。次回の08/05は忘れないようにしないと…。

07/29(木)
 台風が日本近海にいるせいか、晴天から突然どしゃぶりの雨になり5分後には晴れる…ちょっと変な空模様が一日のうちに何度も。
 S書体Mのノルマが予定通りこなせているので、5時から自主水泳。9月からまた教室に参加するので、少し身体を慣らしておこうという気持もある。

07/28(水)
 職業安定所(最近はハローワークっていうらしい)から事務所へオカシナ郵便が届いた。内容は大したものではないのだが、封書の宛名が、事業所名はタイプラボだが代表者氏名は私ではなく、全く知らない人の名前になっている(中村淳一ってだれだ、オイ!)。
 あまりに不審なので職安に電話してみた。担当部署は朝からこの封書に関する問い合わせが殺到しているらしい。同じように不審な宛名書きの郵便物を大量に発送したようだ。相手はこちらのミスでした…としか答えない。たぶん事業所データベースから必要項目を取り出す際にミスをしたのだろう。
 コンピュータからのプリントではなく、ご丁寧に手書きしてあるのも訳がわからない。コンピュータもデータベースも便利なものだけど、いい加減な人間たちが扱うと恐ろしいことになるな…。

07/27(火)
 何回か買い替えたマウスやマウスパッドは、ようやく自分にジャストフィットしたようで、最近は肩もこらずに仕事ができている。夕食後、気持ち良く仕事をしていたら、旅行情報誌ロゴのレイアウト修正のファクスが届く。D-FAXだから、どこにいてもメール添付でファクスが届いて便利なのだが、今回のファクスにはちょっと落ち込む。仕事のやり直し(先方のあいまいな指示が原因)ってやつが一番キライだ。

07/26(月)
 午前中、空が暗くなり風が吹いて突然の強い雨。これで少し涼しくなるかと期待したのだが、2〜3分で雨は止んでしまい、また熱い日が照り付ける。
 旅行情報誌ロゴ1点。そしてS書体M。半日分の遅れはなんとか取り戻せたようだ。

07/25(日)
 いつもなら釣りをした後に残ったミミズは、その辺の草叢に放してくるのだが、先日はヤモリのエサになるかと持って帰ってきた。結局ミミズはヤモリのエサにならなかったので、そのまま冷蔵庫に保存しておき、そのミミズで今日もまたハゼ釣り。
 先週と同じ場所で同じ時間帯、今日の釣果は25尾ほど。ちょっと飽きたかな…次は八月でいいや。

07/24(土)
 ヤモリ飼育箱には、とりあえずリクガメと同じように猫用のトイレ砂を入れていた。しかしこれが軽すぎて、ヤモリの足にまとわりついてしまう。垂直の壁や天井を歩くことができるヤモリの足は吸盤ではない。指に細かい溝がたくさんあり、その溝で壁の微妙な凸凹にひっかかっているらしい。だからツルツルに磨かれたガラスなどは苦手らしいのだが、猫砂は軽くて指から離れにくいらしい。
 猫用の砂を捨て、替わりに園芸用のハイドロボールを敷き詰める。大豆つぶぐらいの小さな粘度玉を高温で焼いた、煉瓦のような感触のもの。これまでの猫砂は白。ハイドロボールは茶色。この環境に変えて30分も過ぎると、それまでは明るい灰色だったヤモリの体色が、見事に茶色に変わった。
 続いてリクガメの別荘のリフォーム。休日などに、飼育ケースの出入り口を開放すると、トコトコと部屋の隅まで歩き、鏡台の下に潜り込んで昼寝をする。寝る前に寝床を整えるのか、ガリガリと爪で床をほじくる。鏡台の下は畳だ。ほっておくと畳に穴があくので、段ボールで片面が空いた箱のような畳カバーを作り、それを別荘と称している。その別荘の床部分がかなり痛んできていたので作り替えたのだ。
 そして今度は熱帯魚水槽。グッピーの子供は少しずつ大きくなり、子を産む親も殆どいなくなった。小さな稚魚が隠れるために設けたシェルターを解体。周りを覆っていたウイローモスなども整理する。
 以上のようなことで午前中はつぶれ、午後から机に向かう。フォントNEWS次号の準備を少し。そして、ここ2日ほど休んでいた総合書体Dを再開。

07/23(金)
 いろいろ食べ較べた結果、ラーメンのスープはマニラ市内のものが一番ウマイ!…という夢を見てしまった。最近の暑さと昨晩の夕食と水泳の疲れの影響だろう。単純な脳味噌だな…。
 事務所でやっているS書体M、半日分ほど遅れぎみ。たった半日分の遅れだが、そう簡単に取り戻せないからツライんだよ…。
 水、木と二日あけてヤモリは二回目の食事。こんどはブドウ虫を一匹丸ごと飲み込んだ。明日は飼育ケースの環境改善をしてやろう。

07/22(木)
 フォントNEWSに協力してもらっているIさんの最新作「正調明朝体」イイね。
 夕方からプールで自主水泳。久しぶりなので疲れた。虚弱体質なので、心地良い疲れ…とは言い難いが。
 前から気になっていたラーメン180円の店に入ってみた。店は明るく広い。結構お客さんが入っている。ひとりで食べに来ているおばあさんが何人もいた。小さな子を連れたお母さんグループなどもいる。この値段で営業していくには、客の回転を良くしたりサービスの質を下げるしかないだろうと思っていたのだが、ゆったりと食べられたし店員の雰囲気もよかった。
 私は、ラーメンと餃子とチャーハンのセット(590円ぐらいだったか)を食べた。このチャーハンはチョット…美味しくな○。この店、1品としてのチャーハンはメニューにはなく、セットにしかついてこないけどね。餃子とラーメンは、この値段でこの味なら許せるでしょう。あ、生ビールも飲みました、はい。

07/21(水)
 あ〜ぁ、毎日暑くてイヤになる…。そう簡単に食欲の落ちる私ではないが、美味しくてスタミナのつくモノ食べたいな〜。

07/20(火)
 気象庁によると本日の昼間、東京の気温は39.5度を記録したとか(7月の気温としては史上最高らしい)。でもそれはたぶん直射日光の当たらない風通しの良い百葉箱の中で計測されたもの。アスファルトの道を歩く人が感じている温度はもっと高い。体温より高い空気を呼吸して歩くのは結構ツライぞ…。
 きょうは母のところへ顔を出す日。500mlのスポーツドリンクを持って出かけた。母もさすがに扇風機をかけている。エアコンもあるのだが使ったことはないようだ。扇風機の風だけでは汗もひかず1時間ほどで退散。
 自宅へ戻る前に釣り道具屋へ寄る。ヤモリのエサを買うためだ。サシ(ハエの幼虫、いわゆる○ジ虫)は105円。渓流魚用の生きたエサもいろいろと売っている。蜂蜜で育てたというブドウムシ系のものは420円。見栄はってブドウムシを買ってしまった。ほんとはサシを買おうと思っていたんだが…。
 住まいに戻りシャワーを浴びたあと、早速ヤモリにエサを与えてみる。やはりちょっと大きいか、4センチぐらいある。何度か口にくわえるが、虫が暴れると放してしまう。小さな○ジ虫のほうが良かったのかな…。しかたなくブドウムシを二つに切って、私がピンセットを使いヤモリの口元でブラブラと動かす。5分ぐらい続けていたら、やっと食べてくれた(2分の1匹)。ほっとした…。捕獲してから3日間何も食べていなかったからね。飼育の見通しが立ったので、少しずつ飼育箱の中の環境も整えていこうと思う。

07/19(月)
 近くの旧中川で今年最初のハゼ釣り。朝9時から昼まで。日焼けを避けるため総武線鉄橋の下で3時間。釣果は40尾ほど。ハラワタを出し唐揚げ。カレー塩をつけて晩酌の肴にする。自分で獲った(採った)ものを食べる幸せってあると思う。美味しく感じるしね。人間(生きもの)の本能かな。
 仕事のこと全然書いてないが、ちゃんと総合書体Dも毎日やっている。

07/18(日)
 午後から国立演芸場で寄席見物。制約の多いテレビでの薄っぺらな芸ではなく、演芸場ならではのゆったりした芸に浸る3時間。招待券を戴いているからここまで足を運ぶのだけど…。
 前から気になっていた亀戸の外れにある小さな店で水餃子中心の夕食。狭い間口でカウンター1本のみの店。店主は相撲界出身だそうで、店内には力士の写真やカレンダーが貼ってある。なんで、ちゃんこ料理にしなかったの?と聞いてみた。ちゃんこのお店はお金がかかるでしょ…、との返事。それでいいよ。見栄を張らずに、自分のできる範囲で始めるのが基本だよ。借金して始める仕事なんて上手くいくわけないさ。
 生ビール・レモンハイ・枝豆・水餃子(肉)・水餃子(セロリ)・小龍包・イイダコ・腸詰め・腐乳・豚の耳・卵黄の味噌漬け・豚モヤシ蒸し…。
 半年ほど前にできたこの店、長く続いて欲しいけどね。あ、ネットで調べたら「小龍包」、正しくは「小籠包」らしいな…。

07/17(土)
 今日の午前中は近所でハゼ釣りの予定だったが、ヤモリ用のエサ取りに変更。ハゼ釣りをする場所の近くの草むらで久しぶりの昆虫採集。バッタ数匹と小さなカメムシのような虫しか採れなかった。大きなバッタやカナブンもいたのだが、ウチのヤモリのエサには大きすぎる…。小さめのバッタを選んできたつもりだったが、ヤモリの飼育ケースに入れてみたら結構大きい。ヤモリの身体と同じぐらいに見える。夕方になっても食べる雰囲気にならず、逆にバッタに怯えているようだ。ハゼ釣り用に買ったミミズの小さなものを与えて見る。目の前でミミズが動いているのに、食べる素振りをみせない。まだ腹が減ってないのかな…。ま、そのうち何か食べるようになるだろう。

07/16(金)
 住まいの中でヤモリ発見。窓はアルミサッシ、風を入れる時も必ず網戸越し。いったいどこから入ってきたのだろう。今年生まれた個体だろうか、しっぽまで入れても10センチに満たない。ヤモリには悪いけど、捕まえて飼育することにした。
 ひさしぶりにヤモリに触れた。トカゲより全体が柔らかくデリケート。ツメもないし、マブタもない。肌は高級なスエードのような、きめ細かくしっとりとした手触り。
 カブトムシやメダカを飼育する30センチほどのプラスチック水槽が余っているので、それで飼育することにする。床には猫用の砂を軽く敷き、多肉植物の小さな鉢と飲み水の容器を入れる。
 ネットで調べるとニホンヤモリ(Gekko japonicus)のようである。生きたエサしか食べないからちょっと大変かも…。しかし、今は爬虫類専門のペットショップもある時代だし、なんとかなるだろう。しばらくは自分で工夫してみるが。
 ヤモリとイモリの違い。ヤモリは爬虫類で、イモリは両生類。私は幼いころから、家を守る家守(ヤモリ)、水の中で井戸を守る井守(イモリ)と図鑑に記されているとおりに憶えていた。

07/15(木)
 某スポーツセンター木曜日の水泳教室最終日。今期は参加していないが、仲良しだけの食事会には混ぜて貰う。夜8時過ぎからいつもの店でいつものように生ビールと生グレープフルーツサワーを飲み、おしゃべり。話題は、寺・墓・葬儀などの現状システムについて…。
 週に一度の水泳をヤメてから、ぎっくり腰の発症回数が増えたような気がしている。たぶん9月からの初心者水泳教室に参加するだろう。

07/13(火)
 週に1度ほどの歯医者通いはまだ続いている。朝9時に一番で治療を受けてから事務所へ。歯医者へ寄った日は普段より遅い出勤なので、その日の仕事のノルマをこなすのが大変。きょうは雑用をこなしながらも、夕方までにうまくノルマを片付けることができた。

07/12(月)
 旅行情報誌ロゴ。ネットで注文したCDが事務所に到着。代引手数料もかからず便利だった。端唄や俗曲を弾き唄う檜山うめ吉。Umekichiというアーティスト名でビッグバンドを従え、戦前・戦後の流行歌を唄う「蔵出し名曲集~リローデッド~ 」。さっそく住まいの方のパソコンに入れて、総合書体Dをやりながら聴く。スピード感、緊張感たっぷりのバックの演奏と、のほほんとした彼女の唄の組み合わせが絶妙。う〜んイイネ。

07/11(日)
 書体ウォッチャーに今月のフォントNEWSの内容を転載。リンク確認のため情報掲載先のサイトを見たら、フォントNEWSに掲載されて突然アクセス数が増えて驚いたことが記されていた。こういう反応があるとウレシイものだ。
 全然ちがう話だが、あるサイトのオーナーが、自分で作ったサイトが思惑どおりに発展しないので閉鎖するかも…なんてコメントしていた。たった数か月でアキラメルのかよ。情報を募って人に参加させておいて、それはないだろ。

07/10(土)
 漫画週刊誌を買いに近所へ出た以外は、ずっと総合書体D。

●最近読んだ雑誌以外の本。
「総特集 楳図かずお」文藝別冊
 すごいパワーの人。15〜16歳のころに彼が描いた肉筆同人誌のイラストが秀逸。すごい才能の持ち主だと思う。歳を経るにつれて絵を少しずつヘタっぽくしていき、大ヒットを連発するようになったんだと感じた。いまは漫画を書いていないようだ

「だれが『本』を殺すのか(上・下)」佐野眞一
 先日、時間をかけて読んでいたのがこの本。相変わらず丁寧な取材によるレポート。数年前に発行されたものだが、文庫化され新しい情報も追加されている。出版界だけでなく、日本中のどの業界にも通じる危機だと思う。

「辛酸なめ子の千年王国」辛酸なめ子
 かなり前からヘタクソな漫画をときどき目にしていたが、最近ちょっと売れてきてテレビなどにも出演しているようだ。

「私たちは繁殖している レッド」内田春菊
 いつもの私生活漫画。この人の仕事に対するプロ根性が好き。

「ケータイを持ったサル」正高信男
 たいして面白くなかった。もっと激しくケータイ中毒者を罵倒している内容かと期待したのだが…。

07/09(金)
 東京は何日か前から、うだるような暑さ…。うだる…、うだるって何だ?…。…………「うだる」と「ゆでる」は、同じ意味のようだ。そういえば茹で卵のことを「うでたまご」という人もいるね。「得る」を「える」「うる」どちらで読んでもいいのと同じことか…。

07/08(木)
 1年に1度は関係書類を社会保険事務所に提出しなければいけない。事務所を法人化して、面倒になったことのひとつだ。昨年から提出日がひと月ほど早まった。おかげで会計事務所が作成する書類が間に合わない。これまではハガキ1枚で一方的に指定された日時に社会保険事務所まで足を運んでいたのだが、書類が間に合わない旨を電話で伝えたら、いつでもいいような受け答えだった…。彼らは、提出者が集中して忙しくなったり残業とかになるのがイヤだから、コンスタントに処理が進むように事業所ごとの提出日を都合よく振り分けているのだろう。昨年からひと月ほど提出日が早まったのも、自分たちの夏休みを確実に得るためだと思う。
 神奈川県などは郵送でも可能だそうだが、東京は持参しなければいけないのだ。暑い陽射しの照りつける道を汗を流しながらテクテクと社会保険事務所まで歩く。中に入って書類を提出して出てくるまでわずか2分ぐらいだろうか。大して重要とは思えない形式的な書類。なぜ郵送ではいけないのか? コイツら自分たちで足を運んで回収するとかは、まったく考えていないんだろうな。ほんとに馬鹿らしい、1年に1度の決まりごと…。
 住まい用にタワー型扇風機を購入。仕事部屋のエアコンは、いくら温度調整しても快適な時間を長く維持できない。冷え過ぎてスイッチを切り、暫くして暑くなってまたスイッチを入れる…それの繰り返しだ。もう少し微妙に室温を調整するために扇風機を併用することにした。昔風のプロペラ式ではなく、奥行きのある水車のようなファンを縦に使っているのだろう。場所を取らず便利だ。

07/07(水)
 七夕だからって、誰に会うでもなく…。あ、昨日鐘ケ淵のママさんと何年かぶりに会ったか。雑用をこなしながら事務所ではS書体M、住まいでは総合書体D…。

07/06(火)
 数年前から閉じたまま再開の兆しもない鐘ケ淵のお店。以前はよく行っていたのだが、女主人が体調を崩し一時休業、そのまま店に暖簾が出ることは無くなった。今夜、その彼女と吾嬬橋ビヤホール(旧名)で会食をする。暫くは、互いの近況報告数年分…。私よりずっと年上の彼女は、いま介護ヘルパーの助けを借りて生活しているという(ステッキも手にしていた)。その状況では、店を開いて客の相手をするのは無理だろう。誰でも老いていく。どのように歳を積み重ねていくか。後悔しないよう、しっかり考えながら生きていかねば…。
 生ビール(黒生と普通の生のハーフ&ハーフ)中ジョッキ3〜4杯。めんたいこのもちもちお好み焼き・ソーセージのグリル・スモークサーモンと帆立貝たっぷりの野菜サラダ・焼きたてチャーシュー・若鮎の田楽風…。

07/05(月)
 最近、無料フォントを自社出版物に収録させてくれ…という問い合わせメールが結構あるのだが、あまりにも不躾だったり、文章が判りにくかったり、チョットいやになる。
 仕事を済ませて住まいへ戻ると、すぐにパジャマに(今だったら半袖半ズボンの)着替えるのだが、今年の夏は甚平(じんべい)を着ることにした。自分の人生の中で初めて着る甚平。木綿でペラペラの安物が私の肌には馴染むようだ。

07/04(日)
 熱帯魚水槽浄化装置のメンテナンス。子をたくさん産んだ親グッピーの世代は少しずつ消滅していき、次世代の若グッピーがいっぱい泳いでいる。午後は近所の旧中川まで散歩。ハゼの生育状態の視察。すでにハゼ釣りをしている人が結構いる。10センチほどに育っているようだ。今年は何回ハゼ釣りできるかな…。
 なんとか洗面台で普通の人と同じような格好で顔を洗えるほどに腰の具合は回復してきた。今夜から総合書体Dの仕事を再開する。

07/03(土)
 昨夜うまいものを食べたせいか、身体も心も少しほぐれたようだ。腰の具合も少しずつ良くなってはいる。本日正午にフォントNEWSの発行が済んで、更に心は軽くなる。このメルマガの月イチの発行とS書体Mの遅れが、結構心に重くのしかかる。自分で決めたことに苦しめられてるバカな私。
 1〜2か月前、いつも通り抜ける近所の商店街にミナミベーカリーというパン屋ができた。テント(看板?)の文字は新しくなった(以前もパン屋だった)のに、あまり店が開いているのを見たことが無い…。週に一度くらい、大きなテレビ器材車とロケバスが現れ、その時だけ店の周辺は見物人で賑わう。テレビドラマ「南くんの恋人」の撮影用に作られた店なのだった。原作は内田春菊のマンガだね。
 あ、昨日の夕食、ワインで漬けたラッキョウも食べたのだった。酒を飲みすぎると記憶が欠落し、後から少しずつ思い出してくる。

07/02(金)
 お通しは、鯵のマリネとインゲン紫蘇和え?。冷酒を飲みながら、鯨ベーコン・鮑刺身・岩牡蛎。飲み物を生ビールに変え、野菜も取らなければと、加茂茄子の煮浸し・枝豆。うゎ、プロが茹でた枝豆はウマイ。牛はらみ焼きを塩で1本。フグ白子の天麩羅・芝海老のかき揚げ。最後にシジミ汁。
 ひさしぶりにプロの料理を満喫。外食する場合、いろいろな事情があって、食だけに専念できないことが多い。相手と話をすることの方が楽しくて、料理は二の次…ということも多いから…。
 ときどきは、ただひたすらに、出てくる料理を無心に食べるだけ……という時間が欲しくなる。できたら、毎週季節によって献立が変わり、おまかせコース(懐具合によって3通りぐらい)で楽しめる店が身近にあればイイのだが…。そんな都合のイイ店は、そう簡単には見つからないのだ。

07/01(木)
 フォントNEWSの内容は大体まとまった。明日もう一度見直して、土曜日に発行できるかな。
 この日記も半年分のまとめ作業をしなければいけない…。これも週末に。


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